この記事では、ペルシャ猫とエキゾチックショートヘアの違いを分かりやすく説明していきます。
ペルシャ猫とは?
ペルシャ猫とは、全身がわたあめのようにフワフワした被毛に覆われていて、鼻が極端に低い顔が特徴的な猫です。
世界に生息する猫の中でも一番分厚い被毛に覆われた猫でもあり、その手触りは絹のように柔らかいのが特徴的。
鼻がぺちゃんと潰れたように低いところが愛嬌のペルシャ猫は目がまん丸で大きく、ときおき首をかしげる姿に抱きしめたくなるでしょう。
体型はずんぐりしていて、短い足でゆっくりと歩く姿は貫禄があります。
性格はおとなしくて温厚。
動きはゆったりしていますが、見た目とは違い、活発的です。
広範囲を動き回るので、室内で飼うときは広いスペースを確保するといいでしょう。
活発ですが、気に入った場所を見つければ動かなくなり、静かにずっと座れる猫でもあり、飼い主の膝の上が気に入れば長時間座っていられます。
しかし、何度も抱っこされたり、かまわれすぎると機嫌を損ねてしまう性格でもありますので、ほどよく距離はおくことが、ペルシャ猫とうまく生活するコツです。
エキゾチックショートヘアとは?
エキゾチックショートヘアとは、平らな顔が印象的な猫です。
見慣れないという意味を持つこのエキゾチックショートヘアは、のんびり屋で争いごとを嫌う性格です。
猫じゃらしを振っても目で追うことはしますが飛びつくことはなく、静かにその動きを見守ります。
ハンターとしての本能は持ち合わせておらず、人間でいうと高齢者のように静かに人を見守る温和な性格です。
また、物怖じせず、構えて座る姿は神々しく、貫禄を感じさせます。
滅多に激しく動いたり、取り乱すことはなく、静かにいられるところは一人で留守番させるのも安心です。
ほとんど鳴く事はありませんが、ときおり「んにゃ」という低めの鳴き声を出します。
爪切りも入浴もしやすいエキゾチックショートヘア。
そんな猫の弱点といえば嫉妬深いところです。
飼い主が他の猫をかわいがると拗ねてしまい、抱かせてくれなくなります。
ペルシャ猫とエキゾチックショートヘアの違い
撫でさせたり、抱っこされるのが苦手なペルシャ猫に対して、気に入った人には抱かれたいと自分から寄って行くのがエキゾチックショートヘアという違いがあります。
また、ペルシャ猫よりも顔と体に丸みがあり、目もまん丸で、その感情が伝わりやすいのもエキゾチックショートヘアの特徴です。
ペルシャ猫とエキゾチックショートヘアの外見の違い
ライラックやクリーム、チョコレートの3色が揃い、被毛はふわふわとタンポポの綿のように軽さがあるのがペルシャ猫で、エキゾチックショートヘアの被毛はペルシャ猫よりもそれほどフワフワしておらず、短めという違いがあります。
まとめ
あまり動かないペルシャ猫は餌を与えすぎると太りやすいので、カロリーを調整し、適度な運動が必要です。
また、この2匹は鼻が低いのでつまりやすいため、定期的に鼻のケアが必要です。
一人でいることに抵抗がなく、静かに過ごせる猫ですので、頻繁にスキンシップの時間がない、ずっと一緒にいるのは苦手という人にぴったりな猫です。