「マグロ丼」と「鉄火丼」の違いとは?分かりやすく解釈

「マグロ丼」と「鉄火丼」の違い違い

この記事では、「マグロ丼」「鉄火丼」の違いを分かりやすく説明していきます。

「マグロ丼」とは?

丼に盛ったご飯の上にマグロの切り身をのせた食べものです。

マグロの部位には、大トロ、中トロ、赤身、中落ちなどがありますが、この食べものはどの部位を使用するのか決まっていません。

家庭で作る場合は好きな部位を使用します。

大トロは脂がのっており、柔らかい食感と濃厚なうまみがあります。

中トロは適度に脂がのっており、甘味も感じられます。

赤身は脂肪分が少なめです。

カロリーを抑えたいとき、こってりしたものを食べたくないときにむいています。

中落ちは脂がのっている部分で、ネギトロに使われることが多いです。

ご飯は炊いた白米を使用します。

味つけはしません。

「マグロ丼」の作り方を簡単に説明します。

マグロは5~6cmの厚さに切ります。

味をつけておく場合と、何も味つけしない場合とがあり、味つけをする場合は醤油、みりん、酒などに20分ほど漬け込んでおきます。

丼にご飯をよそい、ちぎった海苔を敷いて、マグロをのせます。

好みでごまをかけたり、細切りにしたシソをのせます。


「マグロ丼」の使い方

ご飯の上にマグロをのせた食べものを指して使用する言葉です。

ご飯は味つけをしていないものを使用している場合をいいます。

マグロの部位は問いません。


「鉄火丼」とは?

丼に盛った酢飯の上にマグロの切り身をのせた食べものです。

この食べものに使用するマグロの部位は、赤身であることが多いです。

マグロの背側の身のことで、脂が少なく、もっちりとした食感があり、大トロや中トロに比べると低価格となっています。

切り身にしたものは、わさび醤油に付け込んでおきます。

寿司や刺し身は食べるときに醤油などをつけますが、「鉄火丼」の場合はあらかじめ味がつけられています。

ご飯は酢飯を使用します。

このときに使用する酢は合わせ酢です。

「鉄火丼」の作り方を簡単に説明します。

マグロは5~6cmほどの厚さに切ります。

醤油、酢などを合わせたものをひと煮立ちさせ、粗熱を取った液に漬け込みます。

酢飯を作ります。

ご飯を炊いて、合わせ酢を混ぜ合わせ、冷まします。

これを丼に盛りつけ、その上にマグロをのせます。

海苔、シソ、ごまなどを好みで加えます。

「鉄火丼」の使い方

酢飯の上にマグロの切り身をのせた食べ物を指して使用する言葉です。

ご飯は酢飯を使用します。

「マグロ丼」と「鉄火丼」の違い

ご飯とマグロを使用している点が同じなのですが、ご飯の味つけとマグロの部位に違いがあります。

ご飯の味は、「マグロ丼」は味つけせず、「鉄火丼」は酢飯です。

マグロの部位は、「マグロ丼」はさまざまな部位が使われており、「鉄火丼」は赤身を使うことが多いです。

「マグロ丼」の例文

・『マグロ丼を頬張る』

「鉄火丼」の例文

・『鉄火丼を注文する』

まとめ

使用する材料が似ている2つの食べものですが、ご飯の味とマグロの部位に違いがあります。

違い
意味解説辞典