「ムービーゲー」とは?意味や使い方、例文や意味を解釈

「ムービーゲー」とは?新語・ネット用語

この記事では、「ムービーゲー」の意味を分かりやすく説明していきます。

「ムービーゲー」とは?意味

「ムービーゲー」は、ゲーム性がなく、延々とゲーム制作者側が制作した動画やCGのみを見て成立するゲームのことです。

ここで言うゲーム性はアクション要素やRPG要素の他シューティングというようなものでコントローラーを操作し、楽しむことができるものを指します。

「ムービーゲー」は基本、動画コンテンツの方が本来のアクション要素やRPG要素などコントローラーを使用して成立するゲーム要素よりも多いことを指します。


「ムービーゲー」の概要

「ムービーゲー」という言葉が登場した経緯ですが、ゲーム媒体がカセット媒体から容量が多いCDやDVDという媒体に移る過程で容量をすべて使用するにはどうするかという問題がゲーム開発者側に課題として挙げられ、急きょ取り入れられたのがゲーム性のない動画を挟もうという方式です。

これらは、当時、PCエンジンやセガサターンなどのゲーム機に多く存在したもので、手っ取り早く用量を埋めることができる方法として定着しました。

ただ、この手法、メディアディスク登場時は動画が楽しめると話題になりましたが現在では単なる手抜きとして見られる手法です。


「ムービーゲー」の言葉の使い方や使われ方

「ムービーゲー」はゲーム内容のうち3分の一がCGや動画コンテンツであるものなどに使用される言葉です。

ゲーム性がなく、動画やCGを延々と見せられるものについて「ムービーゲー」と呼び、海外でも同様に、「ムービーゲー」という似た様な言葉が存在しており、同じように使用されます。

「ムービーゲー」を使った例文

・『このゲームは、ゲーム内容の半分が動画でムービーゲーだ』
「ムービーゲー」は、動画かCGが主としたゲームのことであるため、この例は、ゲームの内容の半分が動画であるが故、「ムービーゲー」としています。

なお、「ムービーゲー」はプレイする人物の体感であるため、必ずしも皆が皆プレイしているゲームが「ムービーゲー」だというかは未知数です。

・『ムービーゲーでシーンカットできないのはクソゲー』
この例は、CGや動画で構成されたゲームでシーンをカットすることができないものはクソみたいなゲームだとした例です。

「ムービーゲー」は単純に動画やCGを延々と見ることであるため、シーンをカットすることができるのが望ましいのですが稀にそうした機能を搭載してないゲームも存在します。

まとめ

「ムービーゲー」は、いわばゲーム機の進化の上で誕生した一つの手法で当時はあまりある容量を埋めるために動画を入れるなどをしてゲームソフトの容量を埋めたことが始まりでした。

ですが、時代が進むにつれ、制作者側の動画コンテンツを見せられるという意味合いに意味が変化し、現在においては「ムービーゲー」は動画やCGばかりがゲームに含まれていて、面白みに欠けるゲームという意味に変化しています。