IT系の用語の中には、すぐに意味が出てこない言葉もあります。
この記事では、「メタバース」の意味を分かりやすく説明していきます。
外資系企業も注目するトレンドワードを、短時間でおさえていきましょう。
「メタバース」とは?意味
メタバースとは、インターネット上に作られた仮想空間のこと。
多くの人がネットを通じてアクセスできる、巨大なデジタル空間のことです。
メタバースは「メタ」と「ユニバース」の英語を組み合わせた名称です。
メタには「超・高いレベルの」という意味があります。
そして「ユニバース」には「宇宙・銀河系」という意味がこめられています。
つまり「メタバース」で、ハイレベルな宇宙という意味になります。
地球上のリアルな空間とも違う、新しいビジネス世界がメタバースです。
メタバースではVRをつかった、新しい体験がおこなえます。
例えばリモートをしている社員同士がメタバースに集まって打ち合わせをしたり、広場でライブを楽しんだり、洋服やゲームを売り買いすることもできます。
リアルな現実社会を抜け出して、今までできなかった体験をおこなえるのが「メタバース」の魅力です。
「メタバース」の概要
メタバースという言葉が有名になったのは、アメリカのフェイスブックに関するニュースです。
フェイスブックは2021年の10月25日に「メタバースの構築におよそ100億ドルを投じる」と発表しました。
新型コロナウイルスや世界的なパンデミックの影響により、以前とはちがう日常が流れています。
世界のどこにいても、PCのスイッチを立ち上げるだけで仮想空間に飛び込めるのは確かに魅力的です。
マーケットの拡大を見込んで、フェイスブックのように「メタバース事業」に携わる企業は、これからも増えていくと予想されています。
「メタバース」の言葉の使い方や使われ方
メタバースはこのように用います。
・メタバースが実現すれば、世界中の人々と交流ができるようになる。
・メタバース上で新しいイベントが開催できないか、社内ミーティングがひらかれた。
・メタバース関連の銘柄が、投資家の間で話題となっている。
メタバースは巨大な仮想空間のこと。
日々の生活が大きく変わるのではないかと、各界から注目を集めています。
「メタバース」の類語や言いかえ
「メタバース」と同じような言葉には、以下のものもあります。
・ネット上の仮想空間
・仮想空間サービス
・デジタル世界
・ミラーワールド
・バーチャルワールド
メタバースはネット上につくられた、仮想の街やオフィスのこと。
現実には存在しないので「仮想空間」として表現されます。
現実をミラー(鏡)のように反映しているため「ミラーワールド」と例えられることもあります。
まとめ
「メタバース」の意味や使い方をおさらいしました。
「メタバース」とはIT業界で注目されている「デジタル仮想空間」のこと。
リアルにつくられた、街やオフィスをあらわします。
アメリカの大手企業が参入を表明したこと、コロナ禍で対面型のビジネスが減っていることから、新たなマーケットとして注目されています。