人間は生きていると色々なつらい体験することがあり、それを表す言葉は世代で違ってくるのは面白い現象です。
若者の間で精神的な辛さを表す言葉としては「メンブレ」があり、こちらはSNSを中心にして流行しています。
この記事では、「メンブレ」の意味を分かりやすく説明していきます。
「メンブレ」の意味とは?
「メンブレ」はメンタルブレイクを略したものであり、メンタル(精神)がブレイク(壊れる)ような状態を表す言葉です。
こちらは高校生から大学生の若者の間でよく使われる言葉であり、SNSなどを中心にして流行りました。
男性よりも女性の方がやや使用率が高い傾向にありますが、「メンブレ」はSNSのコミュニケーションとして使われるためにネタとして使用されることも多いのが特徴です。
「メンブレ」の概要
「メンブレ」は気持ちの落ち方や気分が憂鬱な時に使います。
このような辛い状態をそのままの言葉で発現するとさらに気分が落ち込んでしまうので、「メンブレ」という略称を使ってシリアスにならないようにする人が多いのです。
「メンブレ」はSNSによって流行した側面があるので、これはコミュニケーションの言葉やネタの意味で使われることもあります。
必要以上にシリアスにならないようにする効果もありますし、自虐ネタとして使うこともあるので色々な場面で使われています。
「メンブレ」の言葉の使い方や使われ方
「メンブレ」は精神的に辛い出来事が起きた際に使われる言葉ですが、それ以外にも身体的な体調不良で気分が良くない時にも使うことが可能です。
恋人との関係が上手くいかない時や友人と口喧嘩してしまった時のストレスや、単純な花粉症や風邪などで身体と一緒に心が悪くなった時にも使うことが可能です。
「メンブレ」は精神が不調になってしまった時に使う言葉ですが、これを立て直す時に使う言葉としては「メンリセ」があります。
これはメンタルリセットの略称であり、こちらは芸能人が実践しているストレス対処法が有名になったことで、様々な人がこれを真似したり実践しています。
「メンブレ」の類義語としては「メンホー」があり、こちらはメンタル崩壊を略したものです。
「メンホー」という言葉は「メンブレ」よりもかなり高いレベルのダメージを負った時に使います。
「メンブレ」を使った例文
・『念願の初デートなのに服選びに失敗したので、メンブレしちゃったよ』
・『推していたロックバンドが突如解散宣言をしたので、今はメンブレしてふて寝をしています』
・『ネットが突然利用できなくなってメンブレになったが、今は繋がったので元気です』
まとめ
「メンブレ」は精神的なストレスに出会った時に使われる若者言葉ですが、これは単純に辛いと発言するとシリアスになってしまうので、これを軽減するためにカジュアルな言い回しになったのでしょう。
ややネタ的な傾向があるので、真面目な話をする際には注意して使うことが必要です。