「モーターボート」と「ヨット」の違いとは?分かりやすく解釈

「モーターボート」と「ヨット」の違い違い

夏のレジャーの1つとして「ヨット」があります。

「ヨット」を持つ人たちはとてもゴージャスなイメージがありますが、この他にも「モーターボート」も挙げられます。

この「モーターボート」「ヨット」はどのような違いがあるのでしょうか? そこでこの記事では「モーターボート」「ヨット」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ヨット」とは?

「ヨット」は、「帆」、すなわち「セールで風を受けることで推進力を生みだして海上を走る船」のことを指しています。

「ヨット」にはいくつかの種類に分けられ、1人?2人乗りの長さ4m?5m程度の船を「ディンギー型ヨット」と呼んでいます。

また、船内にエンジンがあり船室が設けられているような外洋航行ができる大型の船を「クルーザー型ヨット」と言っているのです。

このことから「ヨット」は、湖や川で走るイメージがありますが、海上での回遊・巡航まで含めスポーツ目的で使用される船艇の総称と言ってもいいかもしれません。

「ヨット」はとても優雅な乗り心地が体感でき、軽快さに走ることが特徴的。

ある程度の波に対しての耐性も持っており、内燃機関による推進巡航とセールを使い帆走できる2つの種類があるわけです。


「モーターボート」とは?

「モーターボート」は一般的に「内燃機関、すなわちエンジンが搭載されており、これで推進力を得て進むことができる舟艇のこと」ことを指しています。

また、一般的な機船と比べ手見ると、軽量・小型・高速性を特徴としており、快速な推進力を持つ小型舟艇となるのです。


「モーターボート」と「ヨット」の違い

では、ここで「モーターボート」「ヨット」の違いを見ていきましょう。

「モーターボート」「エンジンで走行する船」「ヨット」「セールで走行する小型帆船」という解釈が一般的なものかもしれません。

しかし、前述の通り「ヨット」「クルーザー型ヨット」のように内燃機関(エンジン)が搭載されているものもあります。

ここでJIS規格の観点から相違点を見ることができます。

「ヨット」はJIS規格で「スポーツ・レジャーに使用する船」という規定があります。

「モーターボート」の場合、JIS規格だと「エンジンを推進動力とする舟艇」とされています。

このことからレジャー目的の「モーターボート」は、広義の意味では「ヨット」と解釈することもできるわけです。

「モーターボート」の例文

・『今年の夏はモーターボートで湾内を走ることを楽しんだ』
・『あのモーターボートはいくらしたんだ』

「ヨット」の例文

・『ヨットで走るといい風を浴びられるね』
・『ヨットが趣味なんて豪勢だね』

まとめ

「モーターボート」「ヨット」の意味や違いを見てきましたが、一般的には「エンジンがあるかないか」が両者の違いのように理解されていたのではないかと思います。

それでも詳しい定義で理解することも大切ですが、「モーターボート」「ヨット」で楽しめ人はやはり豪勢な趣味なのかもしれません。

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