「ライオンは筋トレしない」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

「ライオンは筋トレしない」とは?新語・ネット用語

この記事では、「ライオンは筋トレしない」【ライオンはきんトレしない】の意味や使い方、例文を分かりやすく説明していきます。

「ライオンは筋トレしない」とは?

「ライオンは筋トレしない」とは、元野球選手のイチローが年々増加する者を見かねて言った言葉ですが、実際は「トラやライオンはウェイトしない」でした。

この言葉は現野球日本代表監督である稲葉篤紀が最近は選手が体を大きくするためにウェイトトレーニングしていることをイチローにインタビューしたとき「全然だめ」と言います。

その理由は、生まれたとき体のバランスがあるため、たとえ筋肉ばかり鍛えたとしても、肝心の関節や腱を鍛えることは難しいという見解の元「ライオンはウェイトしない」と言い放ったのでした。

その甲斐あって、イチローは40代も海外の野球チームで選手として活躍し、日本人では成し遂げられなかった偉業をやってのけたわけです。


「ライオンは筋トレしない」の概要

選手の体はそれぞれ違うバランスがあることを知っているイチローは、現在ではほとんどの選手が取り入れているウェイトトレーニングはかえって逆効果であり、怪我したり、故障する原因になってしまうという持論を持っています。

こう言う理由には、過去にイチローが誤ったウェイトトレーニングで衰えた筋力を鍛えて試合に挑んだとき、悲惨な結果になってしまったからです。

その原因はどうしてかよく分からなかった彼は、不振に終わったのはなぜか解明するため過去を振り返ったとき、鍛えた筋肉が反対に邪魔して、スイングに悪影響およぼしたことが判明したのです。

それ以降、イチローはオフに筋肉を鍛えないようにしたところ成績が上がったことを受けて、トレーニングしない方がスイングもうまくなったと悟り、ウェイトしなくなりました。


「ライオンは筋トレしない」の言葉の使い方や使われ方

よかれと思って筋肉を鍛えようと頑張るほど逆効果に陥った状況に「ライオンは筋トレしない」と人に注意するときに使います。

そのような筋トレしていると反対にいい成績は出せないぞという意味も込めて伝えて、本人に無駄なウェイトトレーニングしないよう注意するわけです。

自分の体に合わないウェイトトレーニングすることは極めて危険な行為であり、反対に筋肉の衰えを招いてしまうと相手に伝えるときに使われています。

涌井秀章選手は自分に合わないウェイトトレーニングしたことで長期に不調となったと分析した結果、体に合う方法でトレーニングしたことで体調も良くなり、筋肉も良い状態になりました。

「ライオンは筋トレしない」を使った例文(使用例)

・『敵対する馬がトレーニング始めても、ライオンは筋トレしない』
・『ライオンはそのような間違った筋トレはしないぞ』
・『黒ヒョウやライオンは筋トレしないけど、必要であればしたほうがいいだろう』
敵対する者がトレーニング始めたとしても、慌てて練習などすれば体を痛めるだけでなく、怪我の元になるので注意したほうがいいと表したり、頭のある者は間違った筋トレして体を酷使することなく、必要性を感じたときだけ自分の体力や能力に合わせたトレーニングするわけです。

まったくトレーニングしないのもかえって筋肉が衰えてしまいますので、必要なときはしたほうがいいでしょう。

まとめ

ウェイトトレーニングすれば必ず筋肉が鍛えられると思う人もいますが、実際のところ、自分の体力やバランスを考えなければ逆効果をもたらすことがあります。

無理に頑張るのではなく、冷静に自分を分析して、どのようなトレーニングすればいいかしっかり考えてから筋トレしましょう。