この記事では、「ランタン」と「カンテラ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ランタン」とは?
「ランタン」とは、角灯、ちょうちんのことです。
角灯は、ブリキなどで枠を作り、そこにガラスをはめ込んで四面をおおった灯火のことです。
ちょうちんは、木の枠や籠に紙を張ったものでしたが、のちに折りたためる形になりました。
中にろうそくを立てて灯し、明り取りのために持ち歩いたり、標識として備え付けたりして使用をします。
形がいくつかあり、小田原提灯や箱提灯といった種類が存在します。
「カンテラ」とは?
「カンテラ」は手提げ用の石油ランプのことです。
ブリキや銅などで作った筒状や土瓶型の容器に石油を入れ、綿糸を芯にして火をともします。
側面はガラス製です。
ガラスで覆われているため、強い風が吹いても火が消えにくくなっています。
「ランタン」と「カンテラ」の違い
「ランタン」も「カンテラ」も、明かりをとるために使用するものですが、形状が異なります。
「ランタン」は角灯やちょうちんのことです。
角灯はブリキなどが枠になっており、形状は四面です。
ちょうちんは木や竹ひごなどが枠になっており、紙で覆われて、円筒状などの形状があります。
「カンテラ」は筒状や土瓶型をしています。
石油を使用して明かりをとります。
まとめ
「ランタン」と「カンテラ」はどちらも照明の一種ですが、形状が異なるものです。