「ルナタンク」と「アッザム」の違いとは?分かりやすく解釈

「ルナタンク」と「アッザム」の違いとは?違い

この記事では、「ルナタンク」「アッザム」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ルナタンク」とは?

「ルナタンク」は、後にモビルアーマーと呼ばれる大型の起動兵器の基礎となる移動式の砲台型戦略兵器です。

この兵器は、月面基地のグラナダで開発された平気で、コンセプトは移動式の巨大な砲台にあります。

通常、砲台は固定式の大型の砲台を設置することで機能をしますが、設置後に狙われてしまうという問題が生じました。

この問題はジオンだけではなく連邦も問題視しており、移動式の大型の砲台の開発が急がれた結果生み出されたのがこの「ルナタンク」です。

「ルナタンク」は、タンクとあるように戦車でキャタピラで自走し、かつ分針材を使用して空を飛ぶことを可能とした空中移動式砲台になります。

ただし、コンセプト自体は良かったのですが、問題がありプロペラントタンクという噴射剤を入れるタンク内の内容物が、本体の4分の1を占めるなどほとんどが燃料で占められているという機体であるため、行ってしまえば、燃料が空を飛んだり走っている点でしかも速度がものすごく遅いです。

地べたを走行する場合たったの30キロで噴射剤が無くなれば空を飛べませんので実質置物になります。


「アッザム」とは?

「アッザム」は地上攻撃用に特化した「ルナタンク」の改良型です。

改良点は、移動手段にあり、「ルナタンク」は噴射剤を必要としたロケットモーターでしたが、「アッザム」は核融合によるエンジンを噴射し飛行するため、ボディのほとんどがプロペラントタンクで構成されるというコンセプトは廃止されました。

その為、引火しにくいボディになったのが「アッザム」です。

そして兵装については、メガ粒子砲を8門備えエネルギー兵器による攻撃が主で、ルナタンクのように実弾を廃止しています。

「ルナタンク」は実弾のキャノン8門だったのに対してエネルギー兵器に変更した点は大きく、その理由は、引火による危険性に鑑みた場合、エネルギー兵器の方が安全であるという判断での採用です。

ただし、問題もありまして、「ルナタンク」は、ロケットモーターなので推進性が高いのですが、「アッザム」はホバー移動なので高高度を維持できない、移動速度も15キロと遅いです。


「ルナタンク」と「アッザム」の違い

「ルナタンク」「アッザム」の違いは地上制圧において実弾を多用するかビーム兵装が主流であるかという違いです。

「ルナタンク」は、燃料満載の実弾兵器、「アッザム」は足が遅いビーム兵器が主流と覚えるとよいでしょう。

まとめ

大型起動兵器の開発はジオンはかなり苦戦しており、その理由は運用において無駄が生じてしまう点です。

特にエネルギー問題や兵装による安全性もの問題があり、例えば、「ルナタンク」は常に引火の危険性との戦い、ビグザムという戦略兵器においてはエネルギー切れとの戦いで、ビグザムにおいては、エネルギー兵器を主流とし、アイフィールドのエネルギーも使用するため、わずか30分でエネルギー切れになり単なる置物になります。

無論「アッザム」もエネルギー問題は深刻で、50分程度しか稼働できないという問題がある機体です。

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