「ルーティン」と「習慣」の違いとは?分かりやすく解釈

「ルーティン」と「習慣」の違いとは?違い

この記事では、「ルーティン」「習慣」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ルーティン」とは?

「ルーティン」は英語の「routine」からできた言葉です。

この「routine」の意味は、決まりきった仕事や日々の作業といった意味を持ち、仕事において定着していることや動き、毎日のように繰り返される行動といった意味を持ちます。

このような意味を持つ「ルーティン」には、「日課」「お決まり」「手続」などといった類語があります。


「ルーティン」の使い方

「ルーティン」の場合、「ルーティンの効果」「試合前のルーティン」「シュート前のルーティン」「日々のルーティン」といった言葉のほか、「ルーティン化する」「ルーティンを決める」「ルーティンを定める」などといった使い方があります。


「習慣」とは?

長い間、繰り返し行ううちにそのようにすることが決まりのようになったことを意味する「習慣」

その国や地域の人々の間で一般的に行われている方法や社会的なしきたりも意味します。

いわば、日々の生活の中で定着していること、当たり前のように毎日繰り返し行われていることが「習慣」です。

このような意味を持つ「習慣」には、「習わし」「しきたり」「流儀」「パターン」などの類語があります。

「習慣」の使い方

「習慣」の場合、「良い習慣」「悪い習慣」をはじめ、「毎日の習慣」「学習習慣」「生活習慣」といった言葉のほか、「習慣づける」「習慣になる」「習慣化する」などといった使い方もあります。

「ルーティン」と「習慣」の違い

日々の行動において定着していることといった意味では同じ意味を持つ「ルーティン」「習慣」

しかし、その中身は少し異なります。

「ルーティン」の場合、仕事の中で定着している動きを意味し、「習慣」は日常生活の中で定着している動きを意味する言葉となります。

この点において違いがある「ルーティン」「習慣」です。

「ルーティン」の例文

・『ラグビー選手が行うシュート前のルーティンが子供に大人気となりました。』

・『私にとって、その日一日の仕事の始まりは決められたルーティンによって始まります。』

・『僕がバッターボックスに立つ前のルーティンは少年野球時代から始まりました。』

・『テストに落ち着いた状態で臨むために、私はテスト前のルーティンを決めています。』

「習慣」の例文

・『子供が幼稚園に行く前に日々の早寝早起きを習慣づけることにしました。』

・『夫が生活習慣病と言われ、食事や運動面に注意することにしました。』

・『いつの間にか子供は、リビングで勉強することが習慣となっていました。』

・『私は、忘れないよう常にメモを取ることを習慣化しています。』

まとめ

同じように使用することも可能な「ルーティン」「習慣」ですが、厳密には以上のような違いがあるため、適切な使い分けが求められる言葉となります。

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