この記事では、「ルームシェア」と「同棲」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ルームシェア」とは?
「ルームシェア」は、部屋をシェアする、つまり、部屋を共有するといった意味となります。
一般的に「ルームシェア」とは、賃貸物件で家族意外の人と数人で暮らす形となり、そのメンバーは友達でも全く知らない人でも、男性同士でも女性同士でも、男女混合でも問題ありません。
友達や会社の同僚といった知り合い同士で暮らす人が多い一方、誰が住んでいるか、どんな人が住んでいるか、全く分からない状態で「ルームシェア」を契約し暮らし始める人やSNSなどを通して、「ルームシェア」する相手を探し、一緒に暮らし始める人もいます。
「ルームシェア」を行う場合、賃貸契約を行う際は、連名契約が基本となります。
こうすることで、万が一のトラブルを回避することができるためです。
また、「ルームシェア」の場合、共有スペースを個人スペースの確保や共有スペースに置くものの管理や維持、清掃など細かなルールを決めることも、トラブルを未然に防ぐためにも大切です。
「ルームシェア」の使い方
「ルームシェア」は主に誰とするのかを意味する「友人とのルームシェア」や「ルームシェア契約」、「ルームシェアの条件」、「ルームシェアのルール」などといった使い方があります。
「同棲」とは?
「同棲」とは、結婚前に好きな人同士で暮らす行為を意味します。
そのため、「同棲」の場合、お互いに安心できる人同士ということで、賃貸契約を結ぶ際、代表者1名で契約することが多くなります。
また、共有スペースや個人スペースの確保など気にする必要もなく、同じスペースを一緒に使用するスタイルが一般的です。
もちろん、家具や家電も一緒に所有することとなります。
「同棲」の使い方
「同棲」の場合、「同棲生活」や「同棲中」、「同棲期間」などといった使い方があります。
「ルームシェア」と「同棲」の違い
同じひとつ屋根の下で暮らす行為といった意味では同じ「ルームシェア」と「同棲」ですが、その相手に大きな違いがあります。
「ルームシェア」の場合、人数に決まりはなく、相手も知り合いなのか、知り合いでないのか、などといった定義もありません。
それに比べ「同棲」の場合は、好きな相手との2人きりの暮らしを意味し、「ルームシェア」とは全く違ったものとなります。
「ルームシェア」の例文
・『少しでも家賃を抑えるため、ルームシェアを選択しました。』
・『寂しがり屋の私にとって、ルームシェアは最高です。』
・『実際に知らない人と暮らすルームシェアは苦労が絶えません。』
・『都会でのルームシェア暮らしに憧れ上京しました。』
「同棲」の例文
・『私たちは、3年の同棲期間を終え正式に結婚することになりました。』
・『大好きな彼と結婚することになりました。』
・『結婚前に同棲生活を送って大正解でした。』
・『彼との同棲生活は、あまり、良いものではありませんでした。』
まとめ
以上のような違いが「ルームシェア」と「同棲」にはあります。
