「ワンポイントフォアボーラー」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

「ワンポイントフォアボーラー」とは?新語・ネット用語

この記事では、「ワンポイントフォアボーラー」の意味や使い方、例文を分かりやすく説明していきます。

「ワンポイントフォアボーラー」とは?

「ワンポイントフォアボーラー」とは、ワンポイントで左打者が登板したとき、左腕投手が中継ぎし、四球を相手打者に与えてしまうことでアウトを取れずに降板してしまった時に放つ言葉です。

この「ワンポイントフォアボーラー」で有名な投手には小林正人や那須野巧、高宮和也などがおり、とくに小林氏はワンポイントリリーフを担いました。

その後、中後悠平はロッテ時代に打者2人から四球にして降板するというサイクルを繰り返したことで「ツーポイントフォアボーラー」と人々から呼ばれていました。


「ワンポイントフォアボーラー」の概要

試合では多くのファンをがっかりさせる「ワンポイントフォアボーラー」は、ワンポイント登板した投手がフォアボールを相手打者に対して与えたとき、ファンや監督、選手らが批判するときにぶつける言葉であり、登板するリリーフ投手がフォアボールを出したときに使います。

「左のワンポイント」と呼ぶ左打者へリリーフ投手が登板するときは、フォアボールを与えたとき「ワンポイントフォアボーラー」と言います。

この「左ワンポイント」は最後に残しておく左打者への切り札となり、グラウンドに立ったというのに、まったく活躍しなかった相手にフォアボールを与えたとき「何しているんだ」という苛立つ気持ちにさせます。

そんなとき、「あいつは簡単にワンポイント登板して、相手にフォアボールを与える馬鹿だ」と思うとき「ワンポイントフォアボーラーだ」と言うわけです。


「ワンポイントフォアボーラー」の言葉の使い方や使われ方

ほとんどの場合、四球も少ないは、投げるボールが荒れている状態であるとき、ファンの間では「ワンポイントフォアボーラーになってしまうのではないか不安」と気がかりなき持ちを表すときに使います。

投球回数と同じ四球を出せる選手の制球力を見せる投手プレイを「ワンポイントフォアボーラー」と言います。

とくに、他の投手が出せない球を出す選手を「ワンポイントフォアボーラーとして活躍する」と、いかにその投げ方が野球界で輝いているかを伝えられる言葉になります。

電子掲示板の野球板では、「すごいワンポイントフォアボーラーで驚いた」と自分の感情を伝えるときにも使われています。

「ワンポイントフォアボーラー」を使った例文(使用例)

・『現役で思いついたワンポイントフォアボーラーは○○投手だ』
・『トヨキシは負傷したことでワンポイントフォアボーラーになってしまった』
・『ワンポイントフォアボーラーだというのに、ふてぶてしい顔にファンは苛立つ』
今まさに活躍する投手の中で、とくに残念な「ワンポイントフォアボーラーを繰り出せる選手を取り上げるとき、○○に苗字を当てはめて言い表します。

そんな「ワンポイントフォアボーラーを繰り広げる投手にはトヨキシがおり、負傷が原因でひどい結果を出すところに残念な気持ちになるファンが増えています。

しかし、「ワンポイントフォアボーラー」を出しても反省すらしない投手に、ファンはかなり苛立ちを覚えるわけです。

まとめ

悪い意味で使われている「ワンポイントフォアボーラー」は、ファンや監督にとってがっかりな投手でもありますが、反対に、その球によっていい結果になることもあります。

そんな「ワンポイントフォアボーラー」について詳しく知りたいときは、“YouTube”(ユーチューブ)で視聴してみるといいでしょう。