この記事では、「上空」と「地上」の違いを分かりやすく説明していきます。
「上空」とは?
「上空」は、空から地上に接するまでのことを指し、「上空○○メートル」などと記載することで空から地面に接するまで何メートルあるかを呼びます。
ただ、「上空」は、地面と接してなければ上空になりますので細かなことを言えば、浮いているといえる高度であれば、「上空1メートル」という低い高度でも上空は成立します。
「地上」とは?
「地上」は、地面に足が触れている状態から何メートルに相当するかを表す呼び方です。
例えば、「地上○○メートル」という呼び方は、足が付いた「地上」から建物の高さが何メートルに相当するかを述べており計測方法が、地上から上に行くのです。
「上空」と「地上」の違い
「上空」と「地上」の違いは計測方法に限定すれば上から下に計測するか、下から上に計測するかです。
「上空」と言われると空からであると思われますが、実は空とは限らず、地面よりも上というだけの場合もあります。
その為、計測法では、「上空」は建物であれば建物の上から下に計測、「地上」は、建物の下から計測となるのです。
「上空」の例文
・『ヘリの上空からお伝えします』
この例は、ヘリという乗り物から計測して上から下に計測した場所からニュースなどを伝えますという意味です。
この時、何メートル「上空」から伝えるといえばヘリコプターの到達している高度が分かります。
なお、一応ヘリコプターには高度計がありますのでそこから「上空」から地上に向けての高さは計算はできます。
「地上」の例文
・『地上333 mの東京タワーからお伝えします』
この例は、計測点が地面に足が付く地上から計測している例で下から上に計測した東京タワー内にいるという例です。
きちんと地上から計測した高さを述べていますので東京タワーの高さが「地上」から計測して何メートル相当にあるかをきちんと述べてからアナウンサーの方は実況をしています。
まとめ
「上空」と「地上」の違いは、計測法であると仮定した場合、「上空」は計測点を空を飛ぶ乗物から見て下に計測をします。
つまり「上空」は、計測点を浮いた状態として、上から下に計測をします。
逆に、「地上」は地面に足が付いた状況から上に計測をして物体が何メートルに相当するかを計測します。
この時、計測すべく物体は地面と触れている必要があり、物体の足から上に計測を行うのです。
なお、「上空」は空側から計測するとありますが、実は超低高度でも物体が浮いていれば実は「上空」扱いで計測する物体がドローンであれば、ドローンから見て「上空」とすることが可能で「上空」数センチという短い距離を計測するなども一応可能なのです。
無論、「地上」も数センチの物を計測することは可能で、地面に足が付いた状態で計測したいものが数センチだった場合、簡単に物差しなどで計測できます。