「久々にワロタ」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

「久々にワロタ」とは?新語・ネット用語

この記事では、「久々にワロタ」【ひさびさにわろた】の意味や使い方を分かりやすく説明していきます。

「久々にワロタ」とは?意味

「久々にワロタ」【ひさびさにわろた】とは、現在5ちゃんねるの電子掲示板の当時2ちゃんねるだった板に新しく書き込みする新参者の話が面白いと言っておきながら、実はDISったり、冷やかす言葉です。

一時期、特定の掲示板でAA(アスキート文字)が流行りましたが、かなり本格的な顔を文字で描いたところが話題を呼びました。

その文章の始めに、この「久々にワロタ」が使われていたことで人の気持ちをつかみ、若者の間で使われるようになります。


「久々にワロタ」の概要

掲示板で流行った「久々にワロタ」は、モーニング娘板でスレを立てた人が書き込んだ内容が楽しいと言っておきながら、実は馬鹿にして、腹の中では笑っている人が言い放つ言葉です。

昔から掲示板を使い、レスを立てている人に対して古株は「昔の狼(モーニング娘)を知らないから困る」と揶揄したり、「マジレスばかりで萎える」と見下すような言葉を書き込み、新しく書き込みしてきた人をあざ笑うために使う言葉でもあります。

その後、VIP板でも「久々にワロタ」が流行りだし、それを見た人々の間で慣れ合いを罵倒するときの言葉として使ったり、面白くないと思う書き込みを叩いて攻撃するときにも使われるようになったのです。

途中より誰が見てもゴルバチョフ書記長に見えるAAと融合したことで2005年に流行し、言葉もネットスラングとして掲示板でおおいに流行ったわけです。


「久々にワロタ」の言葉の使い方と使われ方

電子掲示板の書き込みに対して揶揄したり、煽るときに使うのが「久々にワロタ」であり、憎たらしいレスする新参者に対しては容赦なく突っ込みして皮肉ります。

陰湿なレスや馬鹿にする書き込みには大きなAAで相手をよりあざ笑うような絵を描き、気持ちを伝えるのも忘れません。

新参者には古株としてのプライドを見せつけるため「ワロタ」という文字を横に何度も書いて政治家の顔を描いたり、今話題の苛立つ人の顔を描き、相手へいかに嫌っているか、馬鹿にしているかを伝えるときにも使います。

文章の始めに「久々にワロタ」と付けてから自分の気持ちをはっきり書き、より憎たらしい者の顔をAAで表現して、書き込みした者が憎い気持ちを伝えるのもこの言葉の意味なわけです。

「久々にワロタ」を使った例文(使用例)

・『何年かぶりに電子掲示板のレスを読んで真面目な奴ばかりで久々にワロタわ』
・『銀河英雄伝説に出てくるハイドリッヒ・ラングの顔を見て久々にワロタ』
・『LINEには久々にワロタの絵文字を描いたスタンプが登場して話題をさらう』
何年かぶりに5ちゃんねるにきてみれば、前よりも真面目に書き込みする人が増えていることを笑う古株は、アスキートと共に「久々にワロタ」と書く人がいます。

ゴルバチョフの顔の後にハイドリッヒ・ラングのAAに変わったのも、より憎たらしい気持ちを伝えるために使われるようになりました。

また、LINEには「久々にワロタ」を代表するゴルバチョフ書記官の姿を描いたスタンプが売っており、ブラックユーモアな冗談を伝えるときに使い、楽しく交流します。

まとめ

新参者を揶揄したり、面白くもない書き込みに対してあざ笑う気持ちを伝えるときに使う「久々にワロタ」は、掲示板を見たとき面白くないな、空気が読めない書き込みしているなと感じた人に対して自分なりに憎たらしいAAを描いて、「久々にワロタわ」と少し上から目線で相手を揶揄してみるのも面白い交流の仕方となるでしょう。