「乱高下」とは?意味や使い方、例文など分かりやすく解釈

「乱高下」とは?意味と使い方

この記事では、「乱高下」の意味を分かりやすく説明していきます。

「乱高下」とは?意味

らんこうげと読む言葉で、相場が短期間のうちに激しく上げ下げを繰り返し、定まらないことを指し、気圧や飛行機の飛行状況などにも使うことが出来る言葉です。

グラフで描いた場合はギザギザになってしまう、または大きな波が出来てしまう状態になり、平坦や上昇とは遠い状態と言えるでしょう。


「乱高下」の概要

株式の乱高下はその日のうちでも発生することがあり、午前は大幅高、午後は大幅安というケースなどが見られます。

時節にあっている理由などによって株式の急激な買いが発生し、一定の利益を得られると判断した人が急激に売りに出すというような仕組みになっており、一つの銘柄だけで発生するわけではなく、例えばゲームであれば液晶や半導体の相場まデマ聞こ様な動きになってしまうこともあり、荒れた相場などとも評されます。

相場以外の乱高下という例えでは気圧の乱高下が有名で体調の悪化の要因とされています。

体を温める、ツボを押すなどの対策は見られるものの、寒ければエアコンをつけるというような決定的な対策とは言えず、かなり対処が難しい現象となっています。

無理はしないことが基本と言えるでしょう。

乱高下するものという例えではジェットコースターのコースも例えられることがあり、上下が激しいデザインとなっているものを指し、コークスクリューなどは乱高下とは言わないのが一般的です。

ただし、半円形のコースであっても高速で往復を繰り返すと乱高下と言える効果を生み出すこと可能です。

飛行機の乱高下は基本的には防ぐべきもので最悪事故にも繋がりかねないものですが、Airbus A310 Zero Gという飛行機では無重力を実験するもので放物線飛行を行うことで微小重力環境を発生させるという目的のため、飛行自体は乱高下しているように見えます。


「乱高下」の言葉の使い方や使われ方

「ワクチンのニュースで製薬関連が乱高下している」「気圧の乱高下の対策はとても難しい」「外貨の乱高下は海外通販のタイミングが難しくなっている」「ここまで評判が乱高下する有名人も珍しい」などの使い方が挙げられますが、評判が乱高下するという場合は一定の高い評判から落ちるまたはその逆のためなかなか発生しません。

「乱高下」の類語や言いかえ

「短期間での株価の値上がり値下がりがとても激しい」「株式相場が荒れている」「気圧の上昇と下降がひどい」などが挙げられますが、乱高下というように短くまとまった言葉はありません。

まとめ

乱高下という言葉は飛行機の飛行状況、株式市況の大きな変化、気温気圧の変化など、数値で表せるものや変化があるものに対して使えるものとなっており、色の概念や石像などに対しては基本的に使われることはありません。

グラフで表すと非常にわかりやすいのも乱高下する状況の特徴と言えます。

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