「今のはメラゾーマではない」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

「今のはメラゾーマではない」とは?新語・ネット用語

この記事では、今のはメラゾーマではないの意味を分かりやすく説明していきます。

今のはメラゾーマではないとは?意味

今のはメラゾーマではないとは、相手が考えていることよりも、本当は小さいこと、弱いことだという意味合いがあります。

「今のは~ではない」という言葉が語源となっています。


今のはメラゾーマではないの概要

今のはメラゾーマではないは、目の前でやっていることよりも実際は小さいし、弱いことに対して使う言葉です。

この言葉の由来は「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」です。

第22巻に登場するこの言葉は、大魔王バーンがポップに対して言い放った言葉であり、力の差をこれでもかと思い知らせるために言った台詞になります。

原作においては、主人公たちが絶望するようにバーンが言い放つ言葉でした。

2019年12月時点で、この漫画は4700万部も売れており、アニメ化されている人気作品です。

この大魔王が言い放った言葉1つで多くの視聴者を虜にし、何年経っても使われているフレーズになりました。

ちなみに、このメラゾーマという意味は火炎系の呪文のことで、1番強いのがメラガイアー、2番目に強いのがメラゾーマ、3番目がメラミ、4番目がメラとなります。

そのため、この呪文の中でも弱い方を選び「今のはメラゾーマではない、メラミさ」という使い方をします。


今のはメラゾーマではないの言葉の使い方や使われ方

今のはメラゾーマではないの使い方は、「今のはメラゾーマではない、メラだ」と弱いレベルの呪文を使います。

相手とはこんなにも力の差があることを思い知らせるときに使うこの言葉は、戦う前に相手へ絶望とショックで戦う意欲を失わせるときに使われています。

強いもの、すごいもの、驚くことを先に使い、次にその例えよりもレベルが弱いものをもってきたり、いまいちすごいとは思わないもの、あまり驚かないものを持ってくる使い方をします。

今のはメラゾーマではないを使った例文(使用例)

ここでは、今のはメラゾーマではないの似た意味を使った例文を3つご紹介します。

・このバッグは100万円する人気のブランドバッグではない、通販サイトで買える1,980円のバックだ。

100万円に見えるバッグですが、実際は通販サイトで買った安いバッグであることを伝える例文です。

高級バッグからかなり安いバッグであるところに驚く事実を伝えたいときに使う例文です。

・今飲んでもらった水は世界遺産に登録している富士山から採取した水ではない、ただの水道水だ。

今飲んだ水は世界遺産にも登録する日本一高い富士山の水ではなく、普通の水道水であるところが質の違いに大きな差があると伝えるときに使う例文です。

・彼はプロの野球選手ではない、ただ野球好きのアマチュアさ。

彼はプロの野球選手のように見えますが、野球は趣味でやっていることを暴露するときに使います。

アマチュアとプロとではかなり違うことを表す例文です。

まとめ

今のはメラゾーマではないは、相手が思っているよりも本当は小さい、弱いということを表す言葉になります。

この言葉を使う場面では、タイミングも見計らって使うことが大事です。

そして、相手にどういう例えで現状よりも弱いのか、小さいのかを考えた言葉を選んで使い、インパクトを与えて意味をしっかり伝えられる言葉になります。