「付き合う」と「友達」の違いとは?分かりやすく解釈

「付き合う」と「友達」の違い違い

この記事では、「付き合う」「友達」の違いを分かりやすく説明していきます。

「付き合う」とは?

「付き合う」には2つの意味があります。

一つは、親しい関係をつくること、恋人として交際をすることです。

恋人とは、相思相愛の仲になっているもののことです。

会話をしたり、食事をしたりといったことだけでなく、もっと深い仲であることが少なくありません。

他の人たちとは違う特別な感情を持っているもので、互いに慕っています。

もう一つの意味は、社会生活を営む上でやった方がいいだろうと、行動を共にすることです。

会社の同僚から食事に誘われたとします。

しかし、本当は早く帰りたいので、一緒に食事はしたくありません。

そうはいっても、いつも断っていては悪いだろうし、何か話したいことがあるようなので、断りにくい雰囲気です。

そこで、一緒に食事をすることにしました。

これは社交上の必要から行っていることです。

こういった必要があって行動を共にすることを意味しています。


「付き合う」の使い方

人と人とが互いに慕っていて親しい関係をつくるという意味で使用する場合は、男女の間柄を指すことが多いです。

男性と男性、女性と女性ということもあります。

社会生活を円滑に営むために行動を共にする意味でも使用します。


「友達」とは?

親しい間柄の人です。

一緒に遊ぶ、食事をする、会話をするなどしている仲の人のことをいいます。

学校の教室には、いろいろな人がいます。

すべての人と会話をしたり、遊んだりするのではなく、普段は特定の数人と会話をしたり、遊んだりしていることでしょう。

この人たちには、心を許せているはずです。

こういった人が「友達」です。

多くの場合、一緒にいて気が疲れることがありません。

話したいことは、たいていのことなら話せます。

そして、困ったときには助けてくれることもあります。

また、助けてもらうだけでなく、自分から助けることもあります。

年齢、性別、国籍は関係ありません。

どのような人とも「友達」になることは可能です。

「友達」の使い方

親しい人を指して使用します。

家族でも親しい間柄であることが珍しくないですが、この言葉は家族以外の人を指して使用します。

「付き合う」と「友達」の違い

前者の言葉は行動を指しています。

互いに慕い合っていることや社交上で行動を共にすることをいいます。

後者の言葉は人を指しています。

親しい仲の人のことです。

「付き合う」の例文

・『食事に付き合う』

・『体調が悪くならないように天気と上手に付き合う』

・『くだらない話に付き合う』

・『無理をしないで付き合うようにする』

「友達」の例文

・『友達の誕生日を祝う』

・『友達は猫を飼っている』

・『友達から電話がかかってきた』

・『明日は友達と遊ぶ約束がある』

まとめ

どちらも親しい間柄のことですが、親しい度合いが違います。

また、行為を指しているのか、人を指しているのかという違いもあります。

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