「住所」と「本籍」の違いとは?分かりやすく解釈

「住所」と「本籍」の違いとは?違い

日常生活の中で必要になってくるものが「住所」「本籍」です。

ここでは「住所」「本籍」の違いを改めて見てみることにしましょう。

この記事では、「住所」「本籍」の違いを分かりやすく説明していきます。

「住所」とは?

「住所」とは、住んでいる場所や住処のことを言います。

生活の本拠となる場所、あるいは、企業や団体などの組織の拠点となる場所です。

また、「住所」「所在地」とも呼ばれています。

住民票がある場所が「現住所」となります。

そのため、引越しなどで、住む場所が変わる場合は住民票も変更になるので、手続きが必要です。

組織の活動場所が変わる場合も同様で、さまざまな異動手続きが必要になってきます。

しかし、場合によっては「住民票」の変更をしなくても良い場合があります。

それは一時的な引越しで、再び元の場所へ戻る場合や、子供が進学で実家を離れる場合などです。

いずれも、引越し先に長く住むわけではないことが分かっている時は、わざわざ住民票の変更をしなくてもよいようです。

不明な点がある時は、最寄りの役所に確認した方が良いでしょう。


「本籍」とは?

「本籍」とは、その人の戸籍のある場所のことを言います。

戸籍は日本国内ならば、どこに置いても良いことになっています。

結婚や離婚、または転籍の届などの時に、「本籍」をどこにするか決めることが多いようです。

今まで実家が「本籍」だった場合、そのまま実家を「本籍」にする場合もありますし、新たに家を建てるなどをした時に、その場所を「本籍」に決めたりします。

また、「本籍」「住所」を同じにする場合もよくありますが、「本籍」は地番などになるため、番地までとなり、「住所」とは表記が変わる場合があります。

「戸籍」の筆頭者は結婚している場合は、夫か妻になります。

独身の場合は親が筆頭者になります。

ですが、場合によってはこれ以外のケースもあります。


「住所」と「本籍」の違い

「住所」「本籍」の違いを、分かりやすく解説します。

「住所」は現在住んでいる場所のことを言います。

また、会社や団体などの組織の場合は、現在の活動拠点のある場所を指します。

一方、「本籍」は戸籍がある場所を言い、必ずしも現在住んでいる場所とは限りません。

そのため、「住所」「本籍」の場所が異なる場合もあります。

まとめ

さまざまな手続きの時に、住民票や戸籍関係の書類が必要になってくることがあります。

そのため、新しい場所で住む場合は住民票の異動手続きなどを行うようにしましょう。

特に引越しでは住民票以外の異動手続きも必要になってきます。

忘れずに漏れがないように、確実に行うようにしたいものです。

引越しの時には「住所」変更が必要になりますが、「戸籍」は自動で変更にはなりません。

また、「戸籍」は必ずしも変更をしなくても良いことになっています。

「戸籍」は基本的に日本国内のどの場所でも良く、現在住んでいる場所にしなければいけないということもありません。

これらの手続きは分かりにくい場合があります。

不明な点があれば、最寄りの役所へ問い合わせると良いでしょう。

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