この記事では、「体得」と「会得」の違いや使い方を分かりやすく説明していきます。
この2つの言葉を確実に使いこなしてみてください。
「体得」とは?
最初に「体得」(たいとく)の意味をご説明致します。
「体得」とは、自分が実際に体験して知ったり、理解をしっかりとして自分の知識とすることを意味しております。
しっかりとこの意味を「体得」してください。
「会得」とは?
次は「会得」(えとく)の意味を解説していきます。
「会得」は、自分が興味を持っている物事の意味や仕組みなどをしっかりと理解して、自分が自由自在に操るスキルを身に着けることを意味しております。
参考になれば嬉しいです。
「体得」と「会得」の違いとは?
ここでは「体得」と「会得」の違いを見ていきます。
「体得」と「会得」の違いは、簡単に表すと「実践」と「理屈」の違いと理解してください。
上の意味で理解した方もいらっしゃるかと思いますが、「体得」というのは実際に体験して身に着けることから「実践派」となります。
一方で「会得」というのは実践もすることはするのでしょうが、物事を深く理解して自分の知識にするという意味合いが強いです。
したがって、「理屈葉」となるです。
参考にしてみてください。
以上が「体得」と「会得」の違いです。
「体得」と「会得」の使い方の違い
この項目において「体得」と「会得」の使い方の違いを見ていきます。
「体得」の使い方は、「実践派」を意味する時に使います。
「会得」を使う時は、「理屈派」です。
よって使い方は、「飛行機の操縦を体得した」という使い方が分かりやすいでしょう。
そして、「飛行機の仕組みを会得して設計者を目指している」というのがイメージしやすい使い方です。
これで「実践派」と「理屈派」の使い方の違いが、ご理解いただけたはずですので、覚えておいてください。
「体得」を使った例文
では「体得」を用いた例文を書いていきます。
・『過去に体得した技術力は、年を取っても衰えることはない』
・『体得した能力は後輩にも身に着けてもらえるように、指導している』
・『体得したスキルは一生の財産だ』
・『体得した技術が役立った』
・『スキルを体得するには、素質も必要なことも事実である』
以上が「体得」を使った例文になります。
把握してみてください。
「会得」を使った例文
次は「会得」を使った例文を書きます。
・『語学力を会得した』
・『仕組みを会得して、開発に役立てたそうだ』
・『会得するには努力することが絶対に必要だ』
・『演奏技術を会得して、ミュージシャンになった』
・『会得するにはレッスンが必須だ』
以上が「会得」を使った例文になります。
参考になれば幸いです。
まとめ
まとめに入りますが、「体得」というのは「実践派」で、体験等をして自分のスキルや知識にするという意味です。
「会得」は、物事を深く理解して分析をして、役立てたり自分の知識にするという意味ですので、「理屈派」と理解してください。