「佳境を超える」とは?意味や使い方、例文や意味を解釈

「佳境を超える」とは?意味と使い方

この記事では、「佳境を超える」の意味を分かりやすく説明していきます。

「佳境を超える」とは?意味

辞書によると、「佳境」とは興味を感じさせる場面や、景色のよい所を指す言葉とあります。

しかし最近では、こうした意味より、ある状況の頂点や最盛期をいう使い方が一般的になっています。

従って、「佳境を超える」とは、「最盛期や山場を越えた状況」を意味する慣用句として使われていると言えます。


「佳境を超える」の概要

「佳境」について、もう少し掘り下げて説明したいと思います。

「佳境」「佳」は優れている事、良い事を意味し、「境」は区切りや分かれ目と言った意味で、そこで「佳境」とは「ある境目から優れている所になる」ことを指し、興味を感じさせる場面や、景色のよい所を意味する言葉となったのです。

従って、本来の意味は、お芝居等の山場や絶景の場所を指す言葉ですが、そこから転じて近年では「最盛期や山場」さらに「忙しい時期」を指す言葉に変化したのです。

この「佳境」「最盛期や山場」さらに「忙しい時期」になる事を、「佳境を迎える」「佳境に入る」として使い、そうした山場が終盤に向かう時に、「佳境を超える」と使われるのです。

ちなみに、この「佳境」の言葉の由来としては、以下のような逸話が関係していると言われています。

その逸話は、顧愷之(こがいし)と言う1600年ほど前の画家がサトウキビをかじっていた時の話です。

この顧愷之はサトウキビをかじる時には甘味のない根の方からかじっていたそうです。

それをいぶかった人が、なぜ甘味のない根の方からかじるのかと問うと、顧愷之は「漸入佳境」すなわち「ようやく佳境に入れる」と、甘味のない方から食べる事で、どこかを境にして甘味のある味を楽しめると答えたのです。

これが「佳境」の由来だと言われています。


「佳境を超える」の言葉の使い方や使われ方

この「佳境を超える」の慣用句は、『極めて大切な仕事もようやく佳境を超えた。』や『中元セールの忙しさも佳境を超えて、一息つけるようになりました。』や『プロジェクトも佳境を超えて、日程計画も達成できそうで、成功裏に終えられる目途が立った。』の様に使われます。

「佳境を超える」の類語や言いかえ

「佳境を超える」の類語や言い換えとしては、元々の意味に近い表現としては、『最大の見せ場を超える』や『クライマックスを超える』と言った言い換えがあり、また近年一般的に使われる意味では『山場を越える』や『最高潮な時を超える』や『超多忙な時期を超える』などが、挙げられます。

まとめ

「佳境」とは、本来は興味を感じさせる場面や、景色のよい所を指す言葉でしたが、近年では、ある状況の頂点や最盛期を指す使い方が一般的になっています。

従って、最近では「佳境を超える」は、「最盛期や山場を越えた状況」「多忙な時期を超えた状況」を意味する慣用句として使われるのが一般的だと言えます。

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