この記事では、「保護者」と「親」の違いを分かりやすく説明していきます。
「保護者」とは?
「保護者」の意味と概要について紹介します。
「保護者」の意味
「保護者」は「ほごしゃ」と読みます。
意味は「特定の未成年者、子供などを庇い守る義務のある人」です。
「保護者」の概要
「保護者」は、ある未成年や子供を見守り、必要な時には世話をする義務のある人のことを言います。
未成年や子供は、年齢制限や仕事内容の制限などにより、自分で収入を得られず、自立するのは難しくなります。
家を借りたくても未成年や子供に直接貸してくれる不動産はまずありません。
その様な場合、衣食住を提供して見守るぎむがあるのが「保護者」です。
具体的には法律上その子供を育てる権利のある「親権者」と「後見人」になります。
夫婦の場合、父親と母親が親権者になりますが、離婚すると親権はどちらかに移ります。
つまり片方は「保護者」でなくなる可能性があるということです。
「後見人」は、親権者がいない場合には、一般的に裁判所から選任される親族になります。
「親」とは?
「親」の意味と概要について紹介します。
「親」の意味
「親」は「おや」と読みます 意味は「子供を生んだ父と母の総称」「養父母」「種族を増やす元になるもの」「同種のものの中で中心的役割を果たすもの」「ギャンブルやゲームなどで、中心となる進行役」などになります。
「親」の概要
「親」には幾つかの意味がありますが、子供との関係を表す場合には、生んでくれた父と母、または育ててくれた養父母のことにを言い、一般的に「お父さん」や「お母さん」と呼ばれる人のことです。
また、血縁関係がなくても、育ててくれた養父母も「親」になります。
この場合実の両親を「生みの親」、養父母を「育ての親」と呼びます。
「保護者」と「親」の違い!
「保護者」は「特定の未成年者、子供などを庇い守る義務のある人」です。
「親」は「子供を生んだ父と母、または養父母」です。
まとめ
今回は「保護者」と「親」の違いをお伝えしました。
「保護者は育てる義務のある人」、「親は生んで育てる人」と覚えておきましょう。