この記事では、「冬コミ」の意味を分かりやすく説明していきます。
「冬コミ」とは?意味
「冬コミ」はコミックマーケットのことで同人誌や同人グッズの物販イベントで、夏と冬に開催される大型のイベントです。
なお、元々は、漫画などを酷評する団体が主催したのが、コミックマーケットの始まりで、当時は、消防署が入っていてたビルを借り切りコミックマーケットを行っており、現在のようなビックサイトでの即売会ではありませんでした。
「冬コミ」の概要
「冬コミ」については、夏コミという年2回ある同人グッズの即売イベントでかなりの来訪者を誇る大型イベントです。
元々は、日本人が日本人のために行っていた大型のイベントなのですが、何故か、海外の方々にも目に留まりまして、現在では海外の方も同人グッズの購入のために来日して大型イベントを楽しむ現象が起きています。
なお、「冬コミ」や夏コミに来場できない海外の方については、ネット販売にて、グッズを配送するサービスを同人グッズを扱うショップが行っていますので、必ずしも海外の方は、日本の同人グッズを現地でしか購入できないというわけではないです。
「冬コミ」の言葉の使い方や使われ方
「冬コミ」は、冬季のコミックマーケットのことを言う場合に使用し、固有名詞として使用します。
この言葉を聞くと、ビックサイトでイベントが始まると考えるのです。
「冬コミ」を使った例文
・『冬コミに徹夜組が並ぶ』
この例は、冬のコミックマーケットに徹夜をして並んでいる人たちがいるという例です。
何故このように冬の寒空の中徹夜組がいるかですが、これは、整理券という物を入手し、物品を購入する権利をもらうために徹夜をして並んでいるのです。
逆を返せば、徹夜して並ばないとほしい者が売り切れるという非情さがコミックマーケットになります。
・『冬コミに落選する』
これは、同人誌の作家さんが、冬の大型イベントのコミックマーケットに落選して、物販を売ることができないという例です。
この例は、作家さんからすれば貴重な収入源になるため、落選することは収入が減ることを意味します。
まとめ
「冬コミ」については、大抵の人があのイベントか、と思われるでしょうが、このイベントの成り立ちについては案外と知らない人が多いです。
このイベントは、実は漫画を否定し、議論するサークルが元々主催したイベントで当時は消防署が入っていたビルを借り切り主催していた小規模なイベントでした。
しかし、同人誌や同人グッズという物が知られるようになり、海外にまでブームが飛び火すると、そんな小さなスペースにたくさんの人を収容することは不可能となり、誕生したのが、コミックマーケットで現在のコミケです。
このイベントはビックサイトで行うため、会場が広く収容人数に余裕があるが故、現在ではコミックマーケット=ビックサイトになりますが、元々は、消防所が入っているような小さなビルが、同人グッズの即売会の走りになります。