「凶弾に倒れる」とは?意味や使い方、例文など分かりやすく解釈

「凶弾に倒れる」とは?意味と使い方

この記事では、「凶弾に倒れる」の意味を分かりやすく説明していきます。

「凶弾に倒れる」とは?意味

「凶弾に倒れる」は、凶悪犯が撃ち込んだ弾によって倒れると意味で、銃撃によって命を落としたことを意味する言葉です。

凶が凶悪なる人物で、弾が銃弾の弾になり、凶悪犯などが撃った弾によって倒れ込むことを意味しています。

ただ、現在では、「凶弾に倒れる」は、銃弾で亡くなるのではなく、テロリストなどの爆弾で吹き飛んでなくなることも意味しており必ずしも凶悪犯の武器が拳銃であるという決まりはないです。

よって刃物で襲われることも同じ意味になります。


「凶弾に倒れる」の概要

「凶弾に倒れる」は、要は武装した勢力や武装した人物に襲われた結果、倒れ込むという言葉です。

その為、倒れた人物は実は死亡していないこともあり得ます。

例えば、拳銃で撃たれたのであれば、防弾チョッキを装着していれば、拳銃で撃たれても大丈夫ですし、刃物であれば、ケブラーベストを着るなどをしていれば刃物は通らないです。

この言葉はどちらかというと、襲撃を受けたという事実の方が重要で、対象となる人物が死亡しているか生きているかはあまり重要視していません。

よって、現在では、とりあえず、武装勢力に襲われたことのみを意味する言葉となっており、使用された武器は別に拳銃である必要性すらありません。


「凶弾に倒れる」の言葉の使い方や使われ方

この言葉は、第3者が銃撃されて撃ち殺された場合使用しますが、大抵はニュースで使用し、まず自分がテロリストに銃口を向けられている時には自分から「凶弾に倒れそう」などとは言いません。

何故なら、そこまで余裕がないが故、「凶弾に倒れる」とはあくまで余裕があり、第3者の視点で対象となるものが撃たれた際にしか使用しないです。

「凶弾に倒れる」を使った例文

・『私は、友人がテロに会い凶弾に倒れるのを見ていた』
この例は、友人が襲撃され、撃ち殺されるのを見ていたという例で、テロリストから逃げきった人物の話になります。

「凶弾に倒れる」は、打たれることであるため、恐らくこの人物は撃たれた=死亡しているという認識です。

なお、必ずしも友人は死亡しているとは限らず、生きている可能性もあり得ます。

まとめ

「凶弾に倒れる」=死亡というのは、元々の文字が「凶弾に斃れる」という文字であったが故、絶対に死亡していることが確定していました。

ですが、現在では、斃れるという文字は常用漢字ではないので使用せず、倒れるとなったが故、別に死んでないのでは?となったのです。

よって、言葉としては、元々は「凶弾に倒れる」は死亡確定ですが、実は今現在の常用漢字であれば、死亡確定ではなく、映画などでのナレーションで「凶弾に倒れた」主人公という言葉の後に数年後に生きているということもあるので、「凶弾に倒れる」は今現在においては絶対に死亡しているとは限りません。

ちょっと腑に落ちないでしょうが、これは元々は死亡確定という言葉を使用していましたが、今現在においては倒れただけでは対象が無くなっていると確認できず、かつ、飛び道具や刃物を防ぐ手段が生まれたことで、倒れるだけでは対象は亡くなってないということになります。

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