「出鼻をくじかれる」と「断られる」の違いとは?分かりやすく解釈

「出鼻をくじかれる」と「断られる」の違い違い

この記事では、「出鼻をくじかれる」「断られる」の違いを分かりやすく説明していきます。

「出鼻をくじかれる」とは?

「出鼻をくじかれる」「出鼻」とは「出端」とも書きますが、意味は「出たばかりの時」「始まったばかりの勢いがある時」ということになります。

それを「くじかれる」わけですから、機先を制して妨げられる、張り切って始めたところを邪魔されるといった意味になります。

例えば何か始めた時に、人から反対されたり邪魔されるといった嫌なことがあった時に「出鼻をくじかれる」と言うのです。

「ライバルから出鼻をくじかれることもあったが、気持ちを立て直して頑張った」「先輩から出鼻をくじかれるだけだから、このプロジェクトは黙って進めた方がいい」などと、使います。


「断られる」とは?

「断られる」とは、自分の希望、申し入れを相手から拒まれることを言います。

何か事情を伝え、了解を求めた時、承認を得られないということでもあります。

「そんなこと言っても、断られるだけだ」「僕が告白しても、あっさり断られるだろう」「冷たく断られた」などと、使います。


「出鼻をくじかれる」と「断られる」の違い!

「出鼻をくじかれる」「断られる」の違いを、分かりやすく解説します。

この二つの言葉は意味がまったく違いますので混同しないようにしてください。

「出鼻をくじかれる」とは相手側に、機先を制されて自分がしようとしていることを妨げられる、邪魔されるといった意味になります。

「張り切っていたところ、心を折られる」と言えばわかりやすいでしょうか。

一方の「断られる」とはこちら側が何かお願いをする、了解を求めるといった働きかけに対して「ノー」と返されるという意味です。

簡単に覚えるならば「出鼻をくじかれるは、相手に邪魔をされる」「断られるは、こちらのお願いを拒絶される」ということになります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「出鼻をくじかれる」「断られる」、二つの言葉の意味と違いを説明しました。

どちらも、自分にとっては嬉しくない状態を表す言葉ですが、意味が違いますので、正しく理解して使い分けてください。

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