この記事では、「分野」と「科目」の違いを分かりやすく説明していきます。
「分野」とは?
「分野」の意味と使い方について紹介します。
「分野」の意味
「分野」は「ぶんや」と読みます。
意味は「人間か活動するものごとについて、範囲や方面に分けて領域化したもの」です。
「分野」の使い方
「分野」は、人が行動する時に、その内容についてある基準で分けた、それぞれの範囲や方面のことを言います。
基本的に全体的なものがあり、その中で基準を設けて分けられたものについて使われます。
例えば、人が「料理」をする場合、「和食」「洋食」「中華」などの範囲に分かれます。
このそれぞれの範囲が一つの「分野」になるのです。
「調理師として和食の分野に従事しています」と使います。
「分野」は更にそこから詳しい内容に枝分かれをしていくのも特徴の一つです。
「科目」とは?
「科目」の意味と使い方について紹介します。
「科目」の意味
「科目」は「かもく」と読みます。
意味は「学校における教科を更に細かく分類したもののこと」です。
「科目」の使い方
「科目」は、学校で習う勉強の教科を、更に細かく分類したものを言います。
通常中学校から高校になって登場するもので、小学校では「国語・算数・理科・社会」としか分けられていなかった教科が、中学や高校に入ってから更に細かく分けられる時に使われます。
具体的には、「国語」が「現代国語・古文・漢文」に、「算数」が「数学I・数学II(数学A・数学B)」、「理科」が「化学・物理・生物・地学」に、「社会」が「日本史・世界史・地理・現代社会・倫理・政治経済」などに分れることです。
「分野」と「科目」の違い!
「分野」は「ものごとをある基準で分けた、それぞれの範囲のこと」です。
「科目」は「教科を更に細かく分類したもの」です。
まとめ
今回は「分野」と「科目」の違いをお伝えしました。
「分野は人の行動の範囲」、「科目は授業の教科」と覚えておきましょう。