「切に求める」とは?意味や使い方、例文など分かりやすく解釈

「切に求める」とは?意味と使い方

人の気持ちを強く表す表現のひとつに「切に求める」というものがあります。

嘆願書や要望書などで使われることの多い言葉ですが、具体的にはどういった意味で使われているのでしょうか。

今回は、「切に求める」の意味と類似表現について解説します。

「切に求める」とは?意味

「切に求める」とは、「心の底から強く求める」という意味の言葉です。


「切に求める」の概要

「切に求める」「切に」には「心をこめて願う」という意味があります。

誰かに対して強く願うことを表しており「切に求める」という形になると「心をこめて願い求める」という意味になります。

上辺だけの気持ちではなく追い詰められるほどに求めている時に使われる表現です。

どうでもいいことや軽いことではなく生命や財産に関わることや将来に関わることなど、求めていることがかなうかどうかで人生が変わってしまう可能性があるような非常に重要な事を心から懇願している様子を表します。

一般的には文章に用いられることが多い文語であり要望書や嘆願書、請願書など何かを求める内容の文書に置いて最後の結びの言葉として使われます。

ただ求めるだけではなく「なんとしてもそうして欲しい」という強い意志と気持ちが込められた表現です。

求める対象はさまざまですが非常に強い気持ちをこめた表現なので安易に使う言葉ではありません。

政府や企業など巨大で力のある相手に対して力のない市民や従業員が強く何かを求めるときに用いたり、神や仏など超常的な存在に普段ではありえない程の強い気持ちで救いを求めるときなどに使われます。


「切に求める」の言葉の使い方や使われ方

・早期の待遇改善を切に求める。

・被害者に対する手厚い救済措置を政府に切に求める。

・全ての人が安心して暮らせる社会の実現を切に求める。

・誠意ある回答を切に求めます。

「切に求める」の類語や言いかえ

・請い願う 「強い気持ちで願い求める」という意味の言葉です。

やや古風な言い方で現代語として使われるのは格式張った文章表現がほとんどです。

意味は「切に求める」と非常に近しく置き換えも可能です。

「切に求める」が心の底から沸き上がってくる願う気持ちを強調しているのに対し、こちらは相手に対して強く要求するニュアンスが強調されています。

願う相手や対象がはっきりしているときに使われる言葉で、自分が下手に出て相手を立てながら求めている様子を表しています。

・渇望する 「喉の渇きを癒やすための水を欲するように強い気持ちで求め望む」という意味の言葉です。

乾きに対する欲求は人間の生存本能に基づくものであり、心の動きとしては最上級のものに分類されます。

水を欲するくらいの猛烈な衝動に匹敵するくらいの強い気持ちで望む行為を指し、他に比べるものがないくらい強く求め要求する様子を表しています。

「切に求める」よりも直接的で我慢が効かないほど求めている気持ちが強く、歯止めが効かないような危うさを秘めた表現です。

・希求する 「理想の実現を願う」という意味の言葉です。

平和や安定など形の見えないものを求めるときに使われる表現で、心の強さとしては「切に求める」に匹敵します。

まとめ

「切に求める」という言葉は見かける機会こそ少ないもののビジネス文書や公文書など重要な意味を持つ文書で見かけることが多い重要な表現です。

意味を知っておかないと恥をかく可能性がある言葉なのでこの機会に正確な意味を学んでおきましょう。

意味と使い方
意味解説辞典