「別れる」と「離れる」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「別れる」と「離れる」の違いとは?違い

この記事では、「別れる」「離れる」の違いを分かりやすく説明していきます。

「別れる」とは?

「別れる」「わかれる」と読み、の意味は以下の通りです。

1つ目は「一緒にいたものが遠くなり去ること」という意味で、それまで一緒にいた物が遠い場所に去ることを言います。

2つ目は「それまでの関係を解消する」という意味で、夫婦や恋人など人とのつながりをなかったことにすることを言います。

3つ目は「死別する」という意味で、一緒にいた人が亡くなることを言います。

上記に共通するのは「遠ざかって去る」という意味です。


「別れる」の使い方

「別れる」「一緒にいたものが遠くなり去ること」「それまでの関係を解消する」「死別する」という意味で使われます。

動詞として「別れる・別れた」と使われたり、副詞として「別れて」と使われたり、名詞として「別れ」と使われたりします。

基本的に、それまでの関係を断ち切り、疎遠になることに使われる言葉です。


「離れる」とは?

「離れる」「はなれる」と読み、意味は以下の通りです。

1つ目は「それまでくっついてたものの一方が動いて遠ざかる」という意味で、まとまりの中から一つが遠ざかっていくことを言います。

2つ目は「あるものの位置や時間に隔たりができる」という意味で、その場からいなくったり、しばらく関わらなくなる状態を言います。

3つ目は「間にかなりの距離がある」という意味で、あるものとものの間の距離が遠いことを言います。

4つ目は「信頼や愛情を失う」という意味で、人の心が遠ざかることを言います。

5つ目は「ある状態から関わりを断つ」という意味で、仕事や役割から身を引くことを言います。

上記に共通するのは「ある位置から遠ざかる」という意味です。

「離れる」の使い方

「離れる」「それまでくっついてたものの一方が動いて遠ざかる」「あるものの位置や時間に隔たりができる」「間にかなりの距離がある」「信頼や愛情を失う」「ある状態から関わりを断つ」という意味で使われます。

動詞として「離れる・離れた」と使われたり、副詞として「離れて」と使われたりします。

基本的に、今まで一緒にあったものの、位置や気持ちが遠ざかることに使われる言葉です。

「別れる」と「離れる」の違い

「別れる」「それまでの関係を断ち切り、疎遠になること」という意味です。

「離れる」「今まで一緒にあったものの、位置や気持ちが遠ざかること」という意味です。

「別れる」の例文

・『友達とタクシー乗り場で別れた』
・『うちの両親は仕事の関係で別れて暮らしている』
・『やっと彼女と別れた』
・『幼くして母親と死に別れて寂しかった』

「離れる」の例文

・『風船が手を離れて飛んで行った』
・『ちょっと目を離したすきに子供が迷子になった』
・『離れた場所で見守ることにする』
・『持ち場を離れる時は必ず誰かに言って下さい』

まとめ

今回は「別れる」「離れる」について紹介しました。

「別れる」「関係が遠のく」「離れる」「場所や気持ちが遠のく」と覚えておきましょう。

違い
意味解説辞典