この記事では、「前(株)」と「後(株)」の違いを分かりやすく説明していきます。
「前(株)」とは?
「前(株)」の意味と使い方について紹介します。
「前(株)」の意味
「前(株)」は「まえかぶ」と読みます。
意味は「社名の前に(株)または『株式会社』が入ること」です。
「前(株)」の使い方
「前(株)」は、社名の前に(株)または「株式会社」が入っていることを言います。
基本的に(株)は「株式会社」の省略形ですので、文書にする時などは正式に「株式会社〇〇」と書きます。
例えば「株式会社タカラトミー」「株式会社ブリヂストン」「株式会社伊藤園」などがあります。
「前(株)」は、比較的歴史の浅い企業に多くみられる傾向で、「株式会社」であることを強調しているイメージがあります。
因みに、以前は「株式会社」を設立する為には、資本金が「1000万円以上」必要だったのですが、最近では資本金「1円」から設立が可能になっています。
「後(株)」とは?
「後(株)」の意味と使い方について紹介します。
「後(株)」の意味
「後(株)」は「あとかぶ」と読みます。
意味は「社名の後に(株)または『株式会社』が入ること」です。
「後(株)」の使い方
「後(株)」は、社名の後に(株)または「株式会社」が入っていることを言います。
「〇〇株式会社」は日本語の文法に沿った表現で、長く続いている老舗の企業に多い傾向です。
また、社名が先に来る為に印象が強く残ります。
社名と商品名が同じ企業では、社名として区別を付ける為に「後(株)」にしているところもあるのです。
たとえば「シャープ株式会社」「キユーピー株式会社」「明治乳業株式会社」などがあります。
「前(株)」と「後(株)」の違い!
「前(株)」は「社名の前に(株)または『株式会社』が入ること」です。
「後(株)」は「社名の後に(株)または『株式会社』が入ること」です。
まとめ
今回は「前(株)」と「後(株)」の違いをお伝えしました。
「前(株)は社名の前」、「後(株)は社名の後」と覚えておきましょう。