「危機」と 「危険」の違いとは?意味を詳しく解釈

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「危機」の意味や使い方

「危機」という表現は、「悪い結果(好ましくない結果)が起こることが予測される危ない状態・状況・時」を意味しています。

また「危機」という表現は、「今ある既存の社会体制・価値観などが崩壊(変換)しようとする時代・世代の転換期」を意味します。

「危機」の表現の使い方は、「悪い結果が起こると見られる危ない状態・時期」を指示して使うという使い方になります。

例えば、「危機的な状況を克服しなければ、私たちに未来はありません」といった文章で使えます。

「危険」の意味や使い方

「危険」という表現は、「危ないこと」「生命の喪失(死亡)や身体の損傷、事故、災害などが発生する可能性があって危ないこと」を意味しています。

また「危険」の表現には、「悪い結果(好ましくない結果)を引き起こす可能性がある」という意味もあります。

「危険」の表現の使い方は、「生命・身体にとって危ないことそのもの」「事件・事故・災害などが起こったり巻き込まれたりする可能性があって危ないこと」の意味で使うという使い方になります。

例えば、「生命の危険を感じる崩落事故でした」などの文章で使えます。

「危機」と「危険」の違い

「危機」の表現は「悪い結果が起こることが予測される危ない状態・状況・時」を意味していますが、「危険」の表現は「生命・身体の損害や事件・事故の発生などが発生する可能性、危ないことそのもの」を意味しているという違いがあります。

そのため、「危険な場所・危険な冒険」とは言えますが、「危機な場所・危機な冒険」とは言うことができません。

反対に、「危機的な時期」とは言えますが、「危険的な時期」という表現をすることはできないという違いもあります。

また、「危険」には「危機」にある「今までの常識的な価値観を破壊する時代の転換期」といった意味がない違いもあります。

「危機」を使った例文と意味を解釈

「危機」を使った例文を紹介して、その意味を解釈します。

「新しく社長になった彼が、会社の経営危機を救ってくれました」 この「危機」を使った例文は、「危機」という表現を、「会社の経営状態が危ない時期(経営が危ない状況)を救ってくれました」という意味で使っています。

「危険」を使った例文と意味を解釈

「危険」を使った例文を紹介して、その意味を解釈します。

「高層ビルの高所で危険な作業をする時には、必ず命綱とヘルメットを着用するようにしてください」 この「危険」を使った例文は、「危険」という表現を、「高層ビルの高所で(転落する可能性がある)危ない作業をする時には」という意味を持つ文脈で使っています。

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