この記事では、「厄除け」と「開運」の違いを分かりやすく説明していきます。
「厄除け」とは?
「厄除け」の意味と使い方について紹介します。
「厄除け」の意味
「厄除け」は「やくよけ」と言います。
意味は「厄年による災難から身を守ること」です。
「厄除け」の使い方
「厄除け」は「厄」から身を守る為に、お寺や神社で祈祷してもらうことを言います。
一般的に、「厄除け」はお寺で行うもので、「厄除け大師」というお寺もあり、「厄払い」は神社で行うものとされています。
「厄年」とは、男性は数えで「25歳と42歳」、女性は数えで「19歳と33歳」に当たります。
昔は「厄年」は「役年」と言われ、各地域での大役を果たす年齢であることから、行動を慎み、「厄除け」や「厄払い」により、身を清める習慣がありました。
「役を果たすための様々な困難」という意味の「厄」が現在まで残り、使われる様になったと言われています。
本来「厄除け」は、祈祷による儀式を行うことですが、最近では「お守り」に対して使われることもあります。
「開運」とは?
「開運」の意味と使い方について紹介します。
「開運」の意味
「開運」は「かいうん」と読みます。
意味は「運が開けて幸運に向かうこと」です。
「開運」の使い方
「開運」は、運が開ける、つまり幸運に向かうことを言います。
単に自分の運気が上昇すること表す言葉で、何か行動した結果であったり、その為に何か行動する時に、その内容と一緒に使われる言葉です。
例えば、「開運の為に印鑑を買い替えた」「開運のお守りを購入した」などと言います。
「開運」は、これから良いことが起きる状態であり、自分の希望や願いを表す言葉です。
「厄除け」と「開運」の違い!
「厄除け」は「厄年による災難から身を守ること」です。
「開運」は「運が開けて幸運に向かうこと」です。
まとめ
今回は「厄除け」と「開運」の違いをお伝えしました。
「厄除けは災難から身を守る」、「開運は幸運に向かう」と覚えておきましょう。