「可愛い」と「可愛らしい」の違いとは?分かりやすく解釈

「可愛い」と「可愛らしい」の違いとは?違い

この記事では、可愛いと可愛らしいの違いを分かりやすく説明していきます。

可愛いとは?

可愛いとは、主に見た目を褒めるときに使われる言葉です。

顔やスタイルなどが愛くるしいと感じる人に対して、心が惹かれる。

そのような感情を表現するときに使われています。

使い方としては「可愛い顔」「可愛い服」「可愛い手」となり、その人の外見でとくに目につく部位を褒めるときに使ったり、服の色や形を褒める、手の形が子供のようにかわいいので惹かれるときにも当てはまる言葉です。

また、相手の仕草や笑った顔などその人の行為に対しても自分が好意を気持つ気持ちを伝えられます。

この言葉は愛情表現として、親が自分の子供に愛情を込めて言葉をかけるとき、自分が好意を持つ友人を褒めるときに使われています。

この言葉は相手の雰囲気や言葉の使い方、食べ方など見て感じたことに使われています。

言われた方は褒められていると感じますので、いい気分にできる褒め言葉になります。

元々は「かわゆらしい」が音変化したものであり、可愛いという表記は当て字になります。


可愛らしいとは?

可愛らしいとは、見た目だけではなく、性格も含めて可愛いと思うときに使う褒め言葉です。

見た目がお洒落で可愛いと思う人は、きっと性格も考え方も可愛いだろうと思う人に対して使います。

「らしい」と付けることで「そうだと思う」という気持ちを表現するときに使える言葉ですので、断定している言葉としては使えません。

あくまでもそうなのではないかと感じたことを良いように伝える。

そして、相手をおだててみせて心を掴み、その場の雰囲気を盛り上げるときに使う言葉なのです。

くだけた言い方なので、目上の人や初対面の人を褒めるときに使ってしまうと失礼にあたりますので使わない方がいい言葉でもあります。

他人の子供やペットなど生き物を褒めるとき、間接的に相手の親や飼い主がいい気持ちにさせるときに使いましょう。


可愛いと可愛らしいの違い

可愛いと可愛らしいの違いを、分かりやすく解説します。

生き物や雑貨、服など幅広く使える「可愛い」は主に女性の外見に魅了された側が使います。

ときおり自分のことを「私って可愛い」と表現して、おどけて見せる子供や若い女性がいますが、自分の魅力を知ったうえで表現するときに使える言葉です。

一方の可愛いらしいは、無邪気な様子に対して感じる気持ちを表したこの言葉は、「かわゆらしい」を音変化させたものが可愛らしいであり、現在では「可愛らしい話し方」「可愛らしい寝顔」「可愛らしい言葉の使い方」と言います。

外見を褒めるときに使う「可愛い」に対して、服装、顔、行動、内面も含めて褒めるときに使うのが可愛らしいの使い方です。

まとめ

見た目が愛くるしさを感じる人や物に対しては「可愛い」と使い、内面も含めて可愛いと思ったときは「可愛らしい」と使い分けるといいでしょう。

どちらも相手を褒める意味で使えますので、伝えるときは心を込めて言ってみればよりいい関係を築ける言葉になります。

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