この記事では、「名誉外様」【めいよとざま】の意味や使い方、例文を分かりやすく説明していきます。
「名誉外様」とは?
「名誉外様」【めいよとざま】とは、生え抜きであるのに外様同様に扱われるプロ野球チームの選手のことを意味しています。
外様選手がさらにその下に見られ、足しげく扱われる在籍すらしていないような者と同等に扱われてしまうのがこの「名誉外様」の意味です。
どうして下に見られてしまうかというと、チームの品格を下げるような重大なモラル違反したとか、犯罪した者であるからです。
先代の顔に泥を塗るような不法や不当なことした選手はたとえ輝く功績があったとしても外様と呼ばれてしまうほどその地位を剥奪されるわけです。
「名誉外様」の概要
選手がチームに在籍している間に生え抜きとしてあつかわれ、その実績も存在もなくしてしまおうと過去にまで目を向けて悪い行為が認定されます。
「名誉外様」となるのは窃盗や強姦、不倫など一般的にはご法度とされるものから法律上犯罪となり、刑務所へ送られるようなことした者、やる気を見せない選手や著しくチームの輪を見出し、迷惑かける選手もこの対象となります。
選手ばかりではなく、チームの監督や裏方、コーチなどプロ野球に関わる者でも足を引っ張るのであれば「名誉外様」として扱われ、除外されるわけです。
本当にいないとされたのに生え抜き認定されたり、移籍先で名誉生え抜きとして認定されてから悪いことしたり、他の選手を不快な気持ちにしたり、収入に合わないプレーばかりで得点すら入れられないとき「名誉外様」になってしまいます。
「名誉外様」の言葉の使い方や使われ方
所属している球団に迷惑かけるような行為したり、犯罪犯した選手を「名誉外様」と呼び、チームから除外したいと思うときに使います。
前球団の言ってはいけないことを口外したり、ファン怒らせるようなことばかりする、選手や監督の悪口を平気で言ったとき「名誉外様になるよ」と注意します。
とくに、デッドボールを受けたときすぐに切れて投手に飛び掛ったり、グラウンドに唾を吐き散らす外国人はモラルが低く、自分勝手な行動する者が多いため「名誉外様」になってしまいます。
外国人選手は日本を侮辱するはNPBに暴言吐くところがファンを苛立たせ、期待も失わせるだけではなく、外交問題まで発展するところが「あの外国人投手は名誉外様だ」と言い、早く除外するように球団に訴えるときに使われます。
「名誉外様」を使った例文(使用例)
・『複数の球団のファンから名誉外様にしろと言われて、追い出された選手もいる』
・『球団相手に問題行動したときは、絶対扱いの名誉外様になってしまう』
・『前球団ではまったく功績を残せなかったのに、移籍した後いきなり開花して良い成績を出した選手でも名誉外様になる』
複数の球団相手に暴言吐いたとき「名誉外様しろ」とファンに言われてチームから追い払われるようにして退団した選手や、所属する球団相手に驚くような問題行動したときも「名誉外様」になってしまう場合があります。
功績すら残せずに高い年収であったためにチームから追い出された選手が移籍した後いきなり好成績を打ち出したときに使う言葉です。
まとめ
他の選手のプレイの妨げになるようなこと言ったり、足を引っ張るような行為しても反省しない最悪な者に対して「名誉外様」と言い表します。
自分が応援している球団に所属する選手や監督、関係者の悪い行動や暴言が目に余るものであれば「お前を名誉外様にするぞ」と言って、自分の行為が愚かなことであると気づかせてみるといいでしょう。