「命に別状はない」とは?意味や使い方、例文など分かりやすく解釈

「命に別状はない」とは?意味と使い方

この記事では、「命に別状はない」の意味を分かりやすく説明していきます。

「命に別状はない」とは?意味

事故などによる怪我、または病気などにおいて、死ぬことはないものという意味です。

速報的に安否を伝える目的で使われる意味合いが強く、後遺症などに関して伝える意味合いはありません。

意識不明であれば重体であるケースが大半ですが、意識不明なものの命に別状はないというケースがゼロとまでは言えません。

ただし報道に伝わるまでに意識が回復していることが一般的なため、報道として意識不明で命に別状はないというケースはまずないと言えるでしょう。


「命に別状はない」の概要

事件が発生し、怪我の状態がわかり、報道されるという時間経過で命に別状はないと分かる場合や、入院が必要なものの命に別状はないというようなケースでの使い方もあります。

別状は変わった有様。

異状と言った意味の言葉で、命にのみ適用される言葉で、後遺症があるなどの問題に関しては報道においてはプライバシーの問題もあり、速報としては報道されることはありません。

命に別状はないものの後遺症に苦しむと言ったケースもないわけではありませんが、速報性をメインとしていないニュースの企画やドキュメンタリー番組でクローズアップされるテーマであります。

コロナウイルスの症状に関しては命に別状がある深刻な状態、命に別状はないものの深刻な状態または後遺症が深刻な状態、比較的軽い症状、無症状など症状が多岐にわたっており、発生初期の段階では命に別状があるか報道される段階でしたが、2022年時点ではコロナウイルスに関して命に別状はないということを報道される段階ではなくなったとも言えます。


「命に別状はない」の言葉の使い方や使われ方

「交通事故にあってしまったが乗員の命に別状はない」「再来週から入院することになったが命に別状はない」「命に別状はないが後遺症がひどい」などの使い方があり、なにか重大な事態があったことが前提となっていると言えます。

トータルではポジティブな状況とまではいい難いでしょう。

「命に別状はない」の類語や言いかえ

「生命にまでは影響ない」「命は無事」「生きてはいる」「死ぬほどのことではない」などが言い換えとして使えますが、「平気」「大丈夫」と言った無傷であるということを表す言葉が言い換えとして使えるケースもなくはありません。

とは言うものの事故、ュウインなどの重大さ、ひとつ間違えれば命に危険があったかもしれないというところから助かっているという意味合いが含まれていると言え、日常生活でなんともない日々に対して命に別状はないということはありません。

まとめ

命に別状はないという言葉は安否を素早く伝えるためのものであり、後遺症などその後健康であるかまでは保証できる言葉ではありません。

ただし本当になんともないケースも含まれるなど範囲が広い言葉であり、命というものが重大であることが見て取れます。

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