この記事では、「和室」と「洋室」の違いを分かりやすく説明していきます。
「和室」とは?
「和室」の意味と使い方について紹介します。
「和室」の意味
「和室」は「わしつ」と読みます。
意味は「日本の伝統的な様式で、畳の部屋のこと」です。
「和室」の使い方
「和室」は、日本の伝統的な様式を取り入れた部屋のことです。
「和室」というと、畳の部屋というイメージがありますが、日本旅館や昔からある屋敷などはその他にも以下の様な特徴があります。
まず、「和室」には「床の間(とこのま)」という、掛け軸や花瓶などを飾るスペースがあります。
また、部屋の仕切りには「障子」や「襖(ふすま)」が使われ、それぞれをはめ込む為に「鴨居」「敷居」という横木があります。
また、裕福な家の和室の場合、鴨居の上に「欄間」という木の装飾が施されています。
「和室」は基本的に布団を敷いて寝ることが多くなります。
「洋室」とは?
「洋室」の意味と使い方について紹介します。
「洋室」の意味
「洋室」やは「ようしつ」と読みます。
意味は「西洋風で、床部分が畳以外の部屋のこと」です。
「洋室」の使い方
「洋室」は、西洋風の部屋の事です。
賃貸物件では、「和室」に対応する言葉として「洋室」と言っています。
つまり、畳敷き以外の部屋ならば「洋室」になり、床部分はフローリングのこともあれば、フロアシートがあったり、何もなくてただカーペットを敷いているだけのこともあります。
「洋室」は「和室」の様な「床の間」はありませんが、間取りによっては「出窓」が付いていることもあります。
また、「洋室」はベッドを置くことが一般的です。
「和室」と「洋室」の違い!
「和室」は「日本の伝統的な様式で、畳の部屋のこと」です。
「洋室」は「西洋風で、床部分が畳以外の部屋のこと」です。
まとめ
今回は「和室」と「洋室」の違いをお伝えしました。
「和室は畳」、「洋室は畳以外」と覚えておきましょう。