「問い」と「質問」の違いとは?分かりやすく解釈

「問い」と「質問」の違い違い

この記事では、「問い」「質問」の違いを分かりやすく説明していきます。

「問い」とは?

「問い(とい)」とは「何かを尋ねて聞くこと・試験の問題などにおいて解答を求めること」を意味している言葉で、「問い」には「問いかける人がいる場合」「問いかける人がいない場合(自分への問い・テストの問いなど)」があります。

「問い」は、動詞 「問う」の連用形あるいは連用形が名詞化したものです。

「問い」という言葉には、「人生の問い・倫理的な問いなど明確な答えがない問いかけも含む」という特徴があります。


「質問」とは?

「質問(しつもん)」とは、「分からないこと・疑問点・知りたいことを尋ねて聞くこと」「疑問点を問いただすこと」を意味している言葉です。

「質問」という言葉には、「尋ねて聞く人物の存在」が前提にされている特徴があります。

また「質問」「趣味は何ですか?どこに住んでいますか?今後の目標は何ですか?」のように、「明確な答えが想定される問いかけ・はっきりと答えられる種類の問いかけ」が多くなっています。


「問い」と「質問」の違い!

「問い」「質問」の違いを、分かりやすく解説します。

「問い」「質問」はどちらも「知りたいことを尋ねて聞くこと」を意味している言葉ですが、「問い」には「テストの問題などで解答(正答)を求めること」という「質問」にはない意味がある違いがあります。

「質問」という場合には「尋ねて問いかける人物」が想定されていますが、「問い」のほうは「テスト(試験)の問い・自分への問い」を典型として「尋ねて問いかける人物がいないケース」も想定できるという違いを指摘できます。

また「問い」には「人生の問い・本質的な問いのように決まった答えがない問いかけ」も含まれますが、「質問」のほうは「何歳なのか?趣味は何なのか?のように基本的に決まった答えがある」という違いもあります。

まとめ

「問い」「質問」の違いを説明しましたが、いかがだったでしょうか?

「問い」とは「何かを尋ねて聞くこと・試験などの問題において解答を求めること」「動詞 『問う』の連用形あるいは連用形が名詞化したもの」「人生の問いなど明確な答えがない問いかけも含む」を意味していて、「質問」「分からないことや知りたいことを尋ねて聞くこと・疑問点を問いただすこと」「明確な答えが想定される問いかけ」を意味している違いがあります。

「問い」「質問」の違いを詳しく調べたい時は、この記事をチェックしてみてください。

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