「報告する」と「伝える」の違いとは?分かりやすく解釈

「報告する」と「伝える」の違い違い

この記事では、「報告する」「伝える」の違いを分かりやすく説明していきます。

「報告する」とは?

「報告する」「ほうこくする」と読みます。

意味は「ある任務を与えられた者が、経過や結果などを告げ知らせること」です。

下の立場の人が上の立場の人に対して、既に完了していることに関する情報を整理して述べることを言います。

ビジネスでよく使われる言葉で、口頭で述べることもあれば、「報告書」を作成して提出することもあります。

過去にどの様な状態で、どの様な経緯で現在どの様な状態にあるのかなどを把握して、包み隠さず相手に理解できる様に告げ知らせることを表します。

良い内容だけではなく、ミスやトラブルなど、悪い内容も含めて使われます。


「伝える」とは?

「伝える」「つたえる」と読み、以下の4つの意味と使い方があります。

1つ目は「言葉などで知らせること」という意味で、「皆さんにも宜しくお伝えください」などと言います。

「報告する」に対して使われるのはこちらの意味で、上下関係などは関係なく、カジュアルな表現になります。

内容も終わったことだけではなく、現在進行していることや、未来のことも含まれます。

2つ目は「あるものを受け継いで残す」という意味で、「伝統技術を後世に伝える」などと言います。

3つ目は「他の土地から物や文化がもたらされること」という意味で、「中国から日本へ文化を伝える」などと言います。

4つ目は「熱や音が、他方から移ってくること」という意味で「熱をよく伝える物質」などと言います。

上記に共通するのは「一方から他方へ移す」という意味です。


「報告する」と「伝える」の違い!

「報告する」「ある任務を与えられた者が、経過や結果などを告げ知らせること」です。

「伝える」「言葉などで知らせること」です。

まとめ

今回は「報告する」「伝える」の違いをお伝えしました。

「報告する」「任務として知らせること」「伝える」「人に知らせること」と覚えておきましょう。

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