「安価遊び」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

「安価遊び」とは?新語・ネット用語

この記事では、「安価遊び」の意味を分かりやすく説明していきます。

掲示板にまつわる語を学んでいきましょう。

「安価遊び」とは?意味

「安価遊び」とは、2ちゃんねるで使われる言葉。

アンカー遊びと呼ばれています。

掲示板で新しくお題をふったり、新しいネタを出すようにユーザーがお願いすることです。

「安価遊び」「安価」というのは、安い料金という訳ではありません。

「アンカー」「安価(あんか)」の当て字をしたものになります。

ちなみにアンカーというのは、2chのオリジナル表記のこと。

半角の「>>」の後に、これまた半角の数字を打つと、その部分がリンク表示されて青くなります。

実際には「>>30」「>>140」などと使います。

新しいネタを振ること、または新しいネタを大喜利のように次々と作っていく作業を「安価遊び」といっています。

参加している人のレベルが高いと、かなり笑える内容になり、目新しいオチも生まれてくるので面白いです。


「安価遊び」の概要

「安価遊び」は掲示板ならではの遊びです。

同じ趣味や価値観をもっている人たちが、ワイワイ盛り上がっている掲示板でよく見かける遊びで、いわゆる「即興で作り上げていくネタ」になります。

これまでの会話が煮詰まってしまい、正直つまらないとき。

暇つぶしに、面白いアイデアが欲しいとき。

言葉遊びを楽しみたいときに使っています。

「安価遊び」はかなり昔からあるので、今でもやり続けている人は少数派になっています。

それでも神がかった答えが出たときは、かなり場内は盛り上がります。

Twitterではできない、掲示板ならではの小ワザです。


「安価遊び」の言葉の使い方や使われ方

「安価遊び」はこのように、会話のキャッチボールを楽しんでいきます。

・1:『そろそろ、大喜利やるぞ~』
・2:『じゃあ、最初のお題は >>3 』
・3:『こんなペットは嫌だ!』
・4:『なまけもの!』
・5:『クマムシ!』
・6::『次のネタは >>7』

新しいネタを振りたい時、仕切り直したい時は「>>3」「>>7」のように、安価遊びをしていきます。

大文字だと青く反映されないので、半角で打ち込むことがポイントです。

面白いお題や答えが出るとワイワイ盛り上がりますが、イマイチなネタが続くと白けた雰囲気になります。

一発芸的な要素が強いので、何が出るのか分からない所もお楽しみのひとつです。

「安価遊び」の類語や言いかえ

「安価遊び」はこのような言葉にも、置きかえできます。

・アンカー遊び
・リクエスト遊び
「安価」と漢字に直さずにストレートに「アンカー遊び」と例えることもあります。

リクエスト遊びも、同じような意味合いです。

まとめ

「安価遊び」の意味や使い方をチェックしました。

「安価遊び」は掲示板で使われている言葉で「アンカー遊び」のこと。

新しいネタを振りたいとき、これまでの会話をチャラにしたいときに使います。

「>>」という記号が出てくる、掲示板ならではの表現です。