この記事では、「安堵感に浸る」の意味を分かりやすく説明していきます。
「安堵感に浸る」とは?意味
「安堵感」とは、不安や心配など様々な問題が解消して心が落ち着いている状態を意味します。
「浸る」とは、ある状態や気持ちに入りきるという意味を持ちます。
よって「安堵感に浸る」とは、「不安や心配が解消し、心が落ち着いた状態にはいりきる」という意味を持ちます。
「安堵感に浸る」の概要
「安堵感に浸る」とは、「あんどかんにひたる」と読みます。
「安堵感」の「安堵」とは、不安や心配などの問題が解決して緊張から解き放たれるという意味を持っていますので、「安堵感」はそのような気持ちになっている事を示しています。
「浸る」は、ある状態や気持ちに入りきる事を表しているため、「安堵に浸る」とは、「不安や心配が解消し、心が落ち着いた状態にはいりきる」という心境を表しているのです。
「安堵感に浸る」の言葉の使い方や使われ方
「安堵感に浸る」は、色々な問題や心配ごとが解決して、とても安心した気持ちに入りきっている場合に使われる言葉です。
例えば仕事などで、大きなプロジェクトを成功させた場合、かかわった人たちはとても安心したり心配事が解消された状態になるでしょう。
この場合「安堵感に浸る」と使用されます。
他にも大学入試などの際に、試験に合格した事が発表されたら、今までの勉強の苦労や問題が解消され「安堵感に浸る」事が出来るでしょう。
このように「安堵感に浸る」とは、心配していた事や問題が解消されて、安心した心境に入り込む事を指すという事です。
「安堵感に浸る」を使った例文
・『社運を賭けたプロジェクトが大成功を収め、社員一同が安堵感に浸っている』
・『問題が解消し安堵感に浸っていたのだが、更なる問題が発生して愕然とした』
・『一連の事件の犯人が逮捕され、安堵感に浸っている』
「安堵感に浸る」の類語や言い換え
「安堵感に浸る」の「安堵感」の部分に関して、「安心感」という類語があります。
「安心感」は、言葉の通り「安心している心情」を表しており、「安堵感」の類語と言えます。
注意しなければならないのは「安心」という言葉には危険を考えなくて済むと言う意味がふくまれていますが、「安堵」にはそのような意味がないため、「安堵感」を「安心感」と言い換えても問題ありませんが、「安心感」を全てにおいて「安堵感」と言い換える事が出来ないという事をおぼえておかなくてはいけません。
まとめ
「安堵感に浸る」とは、問題や心配が解消され、安心した気持ちに入り込むという意味を持っています。
ほとんどの人が、事の大小かかわらず心配事や問題を抱えており、その心配や問題と共存しながら生活を送っています。
その問題が解決されれば、安心するのは当然の事であり、その問題が大きければ大きいほど「安堵感」という心境に入りやすくなります。
その「安堵感」に入り込むことで「安堵感に浸る」という表現が使用されるという事になります。
