この記事では、「宴も高輪ゲートウェイ」の意味を分かりやすく説明していきます。
「宴も高輪ゲートウェイ」とは?意味
宴の盛り上がりが最高潮に達している状態、または宴の盛り上がりが衰える前の状態を意味しています。
宴とは、酒宴、さかもりのことです。
人々が集まってアルコール飲料を酌み交わし、楽しむ会のことです。
忘年会や新年会などがこれにあたります。
忘年会などでは、会社の人など多くの人が一つの場所に集まり、ビールや焼酎などのアルコール類を酌み交わし、楽しく過ごします。
中には楽しくなく、仕方なく出席している人もいるかもしれませんが、多くの人は楽しんでいることでしょう。
このような会で、一番盛り上がっているときのことをやや面白くいった言葉が「宴も高輪ゲートウェイ」です。
「宴も高輪ゲートウェイ」の概要
「宴もたけなわ」という言葉があります。
この言葉には、酒宴が最も盛り上がっているとき、といった意味があります。
盛り上がりが一番高くなっており、その後は衰えていきます。
つまり、盛り上がりが衰える少し前の状態です。
「宴もたけなわ」の「たけなわ」の部分を「高輪ゲートウェイ」にした言葉が「宴も高輪ゲートウェイ」です。
ちなみに、たけなわには行事などが最も盛んになったときという意味があります。
高輪ゲートウェイとは、JR東日本の駅名です。
東京都港区港南二丁目にあり、2020年3月から暫定開業しています。
駅名はJR東日本が公募をして選びました。
応募数は1位が高輪、2位が芝浦です。
しかし、高輪にも芝浦にもならず、高輪ゲートウェイになりました。
これに批判の声が相次いだのですが、名前の変更はされませんでした。
ゲートウェイには、入り口、玄関という意味があります。
「たけなわ」とい言葉と「高輪」という言葉は音が似ています。
そこから、「宴も高輪ゲートウェイ」という言葉が生まれたようです。
この言葉はSNSに投稿されて浸透をしていきました。
投稿した人は、おやじギャグとして浸透するのではないかと考えていたようです。
ツイッターユーザーからは2万4千件ほどのいいねがつけられています。
「宴も高輪ゲートウェイ」の言葉の使い方や使われ方
宴席で使われる言葉です。
盛り上がっているとき、「そろそろお開きにします」と伝えたいときに使用されています。
おやじギャグとして使うことが多く、おやじギャグが通じない人たちで宴を行っているときには使用されません。
また、宴に参加している人が目上の人でギャグを言える雰囲気でないときにも使用しません。
「宴も高輪ゲートウェイ」の類語や言いかえ
「宴もたけなわ」が同じような意味の言葉です。
もともとは、この言葉の「たけなわ」の部分を「高輪ゲートウェイ」にした言葉です。
まとめ
この言葉は宴で使用されています。
高輪ゲートウェイの名前に関して、世間からいろいろな声が出ていたときに生まれた言葉のようです。