知っているようで知らない意味の言葉。
意外にたくさんあるのではないでしょうか。
この記事では、「尤も」と「最も」の違いを分かりやすく説明していきます。
「尤も」とは?
「もっとも」と読みます。
意味は、当然なことや物事の道筋が通っている状態のときに使用する言葉です。
接続詞として文頭に使用するときには、「ただし」と同じ意味合いになります。
話し言葉で使われることは比較的少なく、表記されているときはひらがなで書かれることが少なくありません。
なぜならば、「尤も」は常用漢字ではないからです。
つまり、読み方さえ知っていれば問題なく、書けなくても恥ずかしくない漢字なのです。
「最も」とは?
こちらも「もっとも」と、同じ読み方をします。
他と比較した際に一番である状態を指していて、最を用いる熟語には、最多、最大、最高などが挙げられますが、どれも「これ以上ないくらいに」という意味で使われています。
こちらは漢字で書いたほうが意味が伝わりやすいので、漢字のまま覚えておきましょう。
「尤も」と「最も」の違い
同じ読み方ですが意味がまったく違い、「尤も」と書かれていたら当たり前であること、「最も」と書かれていたら一番であることを意味します。
まとめ
漢字で書けば意味の違いは一目瞭然ですが、ひらがなで書かれていると迷うときもあります。
ひらがなで表記されているときもあるので、意味の違いを理解しておくことは大切です。