「弱気」と「気弱」の違いとは?分かりやすく解釈

「弱気」と「気弱」の違い違い

この記事では、「弱気」「気弱」の違いを分かりやすく説明していきます。

「弱気」とは?

「弱気」とは、物事にする前などに、悪い結果を想像して「消極的」になることを言います。

また「気が弱い」という意味でもあります。

その反対の言葉が「強気」となります。

こちらは気性が強く、積極的、大胆である様子、性格などを表します。

「弱気」「強気」はセットで覚えておくといいでしょう。

「旦那は、弱気な発言を繰り返すのでイライラする」「ここにきて、弱気になるな」「取引相手が弱気を出し始めている」などと、使います。


「気弱」とは?

「気弱」とは、気が弱いこと、様子などを言います。

またそのような人のことでもあります。

「あなたがそんな、気弱なことを言うなんてどうしたの」「見た目は気弱そうな男だが、裏の顔はわからない」などと使います。


「弱気」と「気弱」の違い!

「弱気」「気弱」の違いを、分かりやすく解説します。

どちらも「性格的に弱い」という意味合いは共通しています。

ですが、微妙な違いもありますので、使い分けていきましょう。

「弱気」とは、物事に当たる時の気持ちなどを表現します。

ネガティブな考え方をして消極的になる、迷うといった場合「弱気になる」「弱気を出す」などと使われます。

また別の意味として取引で相場が将来下がると予想をすることも「弱気」と言います。

一方「気弱」の意味は一つで「気が弱い」だけです。

気の弱い人のことを「気弱な男」「気弱そうな顔」などと、表現します。

また通常は気が弱くなくても、どこか不安げ、弱々しい時は「気弱になる」「気弱なことを言う」「気弱そうな表情を見せる」などと使うこともあります。

まとめますと「弱気とは物事に対して悪い結果を予想し消極的になること、気の弱いこと」「気弱とは気の弱いこと、気の弱い人」となります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「弱気」「気弱」、二つの言葉の意味と違いを説明しました。

物事に対してネガティブになっている時は「弱気」、人の性格を表す時は「気弱」という風に使い分け方を覚えておくのもいいでしょう。

微妙な違いですが、ふさわしい方を選び使ってください。

違い
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