この記事では、「強い人」と「強がってる人」の違いを分かりやすく説明していきます。
さて、分かるようで分からない「強い人」と「強がってる人」の違いとは?
「強い人」とは?
強さとは多種多様であることを踏まえると、実に様々な強さを持つ人が存在しています。
例えば、力の「強い人」は腕力で勝負すれば負けません。
また、メンタルが「強い人」ならば、辛抱強く、自分が信じる正義を貫きます。
大勢の人がYesと言っても、自分がNoであると考えるなら、その意見を曲げません。
そして、自分を正しく評価し、不足を感じたら誰かに助けを求める素直な心を持つことも強さのひとつと言えます。
痛みに強い人、逆境に強い人、アルコールに強い人。
このように、強さとは限定的なものではないために、「強い人」は大勢いて、様々な強さをそれぞれが持ち合わせています。
「強がってる人」とは?
「強がってる人」とは、実際は強くはないのに強い振りをしている人のことです。
涙を見せない、弱音を吐かないというような特徴の持ち主です。
「強がってる人」は、本当の自分の姿を他人に晒すことを良しとしません。
よく言えば我慢強い人のことであり、悪く言えば見栄っ張りで天邪鬼な人のことです。
弱さを見せることに臆病で素直になれません。
ただし、「強がってる人」が悪い人というわけではないのです。
他人に弱みを見せたくない、または素直になることを怖がっているだけで、悪意はまったくありません。
ただし、自分では上手く隠して強い素振りはするものの、本性を隠し通せずに周囲には本音の弱さを見破られてしまっています。
見破られているからこそ、強い人ではなく強がっている人なのだと見分けがつくのです。
女性の場合、強がってると可愛げがないと思われて反感を買ったり、めげない姿がいじらしいと好感度がアップしたりすることもあります。
強がってる人の中には敢えて強がる人、そして本当は素直になりたいのに何故か強がってしまう人の両方が存在します。
「強い人」と「強がってる人」の違い
「強い人」と「強がってる人」の違いを、分かりやすく解説します。
「強い人」たちが持つ強さとは実に様々ですが、その強さが美徳となっている人たちは「強い人」と言えます。
その強さゆえにたくさんの人を救い、他人に迷惑を掛けない潔さがあります。
一方の「強がってる人」とは、強くはないのに強い振りをしている人のことです。
強くありたいと願ってはいるものの、願うほどには強くなれないために、「強い人」のように振舞うことで満足しています。
ただし、第三者が観察すれば本当に強いのか、それとも強がっているだけなのかは明らかです。
まとめ
「強い人」が正しくて、強がってる人は間違っているとか、「強い人」が格好良くて、強がっている人は格好悪いとか、そういう話ではありません。
「強い人」も「強がってる人」も、生きていくのはそれぞれ大変です。
老いも若きも、「強い人」も「強がってる人」も。
自分の思うように生きようではありませんか。