「強力粉」と「薄力粉」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「強力粉」と「薄力粉」の違いとは?違い

小麦粉は普段から良く使われる食材です。

その中でスーパーなどで見かける「強力粉」「薄力粉」の違いをもう一度おさらいしておきましょう。

この記事では、「強力粉」「薄力粉」の違いを分かりやすく説明していきます。

「強力粉」とは?

「強力粉」とは、タンパク質(グルテン)を多く含む小麦粉のことです。

粘り気が強く、キメが粗いのが特徴です。

主に、食パンなどのパンやピザ、または麺類などに使われています。


「薄力粉」とは?

「薄力粉」とは、タンパク質(グルテン)が少ない小麦粉のことを言います。

粘り気が弱く、キメが細かいので、軽い口当たりになります。

「薄力粉」主にお菓子や天ぷらなどに利用します。


「強力粉」と「薄力粉」の違い

「強力粉」「薄力粉」の違いを、分かりやすく解説します。

「強力粉」がタンパク質(グルテン)が強く、粘り気が特徴の小麦粉です。

逆に、「小麦粉」はタンパク質(グルテン)が弱く、粘り気が弱いので、ふんわりした食感を楽しめます。

小麦粉には「強力粉」「薄力粉」の他に、「中力粉」があります。

「中力粉」はタンパク質(グルテン)、粘り気、そしてキメの細かさなどが、ちょうど「強力粉」「薄力粉」の中間にあたります。

主に、うどんやハードパン(バケットなど)に使われます。

また、「中力粉」はうどん粉とも言われています。

まとめ

家庭で料理をする時、一般的に使われているのが「薄力粉」です。

天ぷらやお菓子を作ることが多いからかもしれません。

普段から、自分でパンを焼いたり、うどんをこねたりする人は、「強力粉」「中力粉」も常備しているでしょう。

それぞれお店で売っているのも美味しいですが、自分で作るものはまた、別の美味しさがあります。

小麦粉は種類によって別々に使うことが多いですが、中には合わせて使うこともあります。

例えば、ピザは「強力粉」「薄力粉」混ぜて作っているものが多いようです。

「強力粉」「薄力粉」を混ぜると、「中力粉」に近い状態になります。

両方の特徴を併せ持つことで、より美味しさを引き出すことができるようです。

それぞれの小麦粉の特徴を生かし、美味しいものを作っていきたいものです。

小麦粉の中には全粒粉もあります。

全粒粉にも「強力粉」「中力粉」そして「薄力粉」があります。

通常使われている小麦粉は表皮や胚芽などが含まれていないので、白い色をしています。

全粒粉は小麦をすべて粉にしているので、色は茶褐色です。

そのため、全粒粉は小麦の栄養を丸ごと摂取することができます。

全粒粉のパンはお店でも目にすることができます。

通常の小麦粉はお米でいうと、白米のような感じで、全粒粉は玄米といったところです。

全粒粉には食物繊維やビタミン、ミネラル、または鉄分などが多く含まれています。

特に女性に嬉しい栄養成分が豊富です。

そのため、女性や健康目的などで、全粒粉のパンや粉を利用する人もいるようです。

通常の小麦粉と全粒粉のパンでは見た目も味も違いがあります。

それぞれの美味しさを食べ比べて見るのも良いかもしれません。

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