「当該箇所」とは?意味や使い方、例文など分かりやすく解釈

「当該箇所」とは?意味と使い方

この記事では、「当該箇所」の意味を分かりやすく説明していきます。

「当該箇所」とは?意味

「当該箇所」とは、ある事柄に直接関係している場所や部分を指す場合に使用される言葉です。


「当該箇所」の概要

「当該箇所」とは、「とうがいかしょ」と読みます。

「当該」とは、直接関係する事や物に対して使われる言葉で、よく「該当」と混同されます。

「該当」は、ある条件や資格などについてあてはまっているという意味になっているため、少し「当該」とはニュアンスが違っているため注意が必要です。

「箇所」とは、場所や部分について指す場合に使用される言葉です。

「一箇所」「2箇所」などと使用され、「か所」とも表され、この場合はどちらも同様の意味となっています。

「箇所」の語源としては、竹の本数を数える場合に使われていた「箇」という漢字が、竹だけではなくそれ以外の物を数える場合にも使われるようになり、場所を示す「所」という漢字が合わさり「箇所」という言葉となりました。

以上の事から「当該箇所」とは、ある事柄に直接関係している場所や部分を指す場合に使用される言葉となります。


「当該箇所」の言葉の使い方や使われ方

「当該箇所」とは、ある特定の部分に直接関係する場所や部分を指し示す場合に使用されます。

例えば、何か文章を作成した場合に、修正が必要な部分があったとします。

この修正が必要な部分について示す場合に「当該箇所」と表現する事で、修正場所について表す事ができます。

この場合、修正が必要な「当該箇所」は1つか、それ以上であるかについては問われる事はなく、どちらの場合であっても「当該箇所」と表わされます。

場所について示す場合でも「当該箇所」という言葉は使用されます。

何か直接関する場所を伝える際や、指し示す際に、「当該箇所」と使用することで、その場所が表されます。

間違いやすい表現としては「該当箇所」があり、こちらはある条件に当てはまっている場所や部分を指す場合に使用される言葉となりますので、非常に似ている表現ではありますが、多少の違いがある事を注意しておく必要があります。

・『論文の当該箇所について、十分な議論が必要ではないだろうか』
・『修正が必要な当該箇所については、周知してあります』
・『今回の集合する当該箇所については、また後日連絡します』

まとめ

「当該箇所」とは、ある事柄に直接関係する場所や部分を指す言葉になります。

「該当」と言う似た言葉もありますが、「当該」とは少々ニュアンスが異なっている為、使用する際には注意が必要です。

「当該箇所」は、ある事柄に直接関係している場合に使用される言葉であるため、資格や条件がある「該当」とは違うという事を覚えておく必要があるでしょう。

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