この記事では、応援上映の意味を分かりやすく説明していきます。
応援上映とは?意味
応援上映(おうえんじょうえい)とは、自分の感情を大声で出し、応援できる上映スタイルを意味しています。
一般的には映画の上映中は静かにした状態で鑑賞しなければなりませんが、応援上映であれば、観客が大声を出して「大好き」「ア~ン」「格好いい」と大声を出してもいいことになっています。
声援をかけたり、チアリングのようにかわいい声を出して応援するのもいいという上映スタイルのため、好きな映画のアニメキャラや俳優が登場したときは大きな声を出し、応援できるところがファンに受けている上映スタイルです。
応援上映の概要
新しい映画鑑賞スタイルでもある応援上映では、アニメキャラと同じ衣装で鑑賞ができますし、好きなコスプレで鑑賞することが可能となっています。
また、大好きなキャラのアフレコもしていいので、アニメファンはより上映されるキャラと一体となって楽しめる映画となるわけです。
映画館にはコンサート会場のように、登場人物が描かれたタオルを持って行ってもよく、さらには暗くなる映画館でペンライトを振っての応援ができます。
歓声だけではなく、ツッコミを入れて楽しい雰囲気にしたり、台詞を唱和することもいいとしています。
かなり自由な上映スタイルの応援上映では、作品とファンがより一体となり、興奮と感動を共有することが目的です。
この応援上映を考えたのが、立川シネマシティの遠山武志です。
今や動画を視聴するのもパソコンやスマホの時代。
そんな中で観客を呼ぶ映画館にするには、新しい上映スタイルが必要だと考えついたのが発端でした。
応援上映の言葉の使い方や使われ方
大好きなアニメが映画館で上映されるとき、「今日は映画館でアニメの応援上映がある」と使います。
映画館に行った後には「応援上映に行ってみた」と人へ映画の感想を伝えるときにも使われています。
また、人に応援上映があると伝えるときは「応援上映がある」と使い、「応援上映でのマナーを守ること」と、上映では何を持って行けるのか、どのようなことを守ればいいのかルールを人に伝えるときに使うといいでしょう。
応援上映を使った例文(使用例)
・イギリスでは、1975年に上映された「ロッキー・ホラー・ショー」で観客が紙吹雪を飛ばして応援していた。
・2009年に上映されたマイケル・ジャクソンの映画では観客が歓声を出して応援するスタイルを許可した。
・応援上映はネタバレがある一方、リピーター向けの祭りとして喜ばれている。
イギリスでは、45年以上も前に歓声を出す応援上映スタイルを確立していました。
マイケル・ジャクソンのライブスタイル上映を参考にした遠山氏は、これからはエンターテイメントの映画上映の仕方が求められると考えつきます。
そんな応援上映はリピーター向けでもあり、ファンのためでもあるのが特徴的。
すでに内容を知っていて鑑賞する人もいますので、初めて作品を楽しむ人はそこを踏まえた上で映画館に行きましょう。
まとめ
大好きなアニメが大きなスクリーンに映し出される感動たるや、鳥肌が立つほどの喜びと衝撃を受けるものです。
このように応援できるスタイルが日本全国に広まれば、より映画館に行く人が増えると期待されます。
そんな映画の鑑賞スタイルは、ますますエンターテイメント要素を取り入れて、個性的で独創的な上映スタイルが試される時代になるでしょう。