「念レス」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

「念レス」とは?新語・ネット用語

この記事では、「念レス」【ねんれす】の意味と使い方、例文を分かりやすく説明していきます。

「念レス」とは?意味

「念レス」【ねんれす】とは、電子掲示板に自分が人に伝えたいと思う話題を書き込もうとしたら、すでに書かれていた状態を言い表す言葉で、書かれているレスを見て同意し、自分は撤退するという意味もあります。

掲示場は多くの人が利用しているため、どうしても書きたいと思う話題がかぶってしまうことがありますが、あまりにも自分と同じことを書いている人に対しては嬉しいという気持ちも芽生えれば激しく同意したくなるのです。

そのような気持ちになったとき、「同じ気持ちだ」と自分もそのスレに意義なしと伝えるとき「念レス」と言い表すわけです。

「念」は人の思いを言い表せますし、その強い念じる気持ちはときに時間を超えていくという意味も兼ねて使えるわけです。


「念レス」の概要

自分の思いを込めたり、心配するなどの意味がある「念レス」は、主に5ちゃんねるやふたばなどで使う言葉であり、念じたことが現実のものになる状態を言い表せます。

元ネタとなるのは、オカルトの板で見る「念写」であり、カメラのレンズに向かって「幽霊が写れ」と思えば形になって現れたときの状況と似ていることからテレパシーを送ると自分の思ったことが現れる場面で使われています。

これが掲示板になると、自分が見たアニメやドラマでいい場面があればそれを人に伝えようと思ったら、すでに他の人の手によって書かれていたとき「念レス」であると言えます。


「念レス」の言葉の使い方や使われ方

5ちゃんねるでは自分が見たいと思う画像を投稿してほしいと感じたとき、その気持ちを掲示板に書き込もうとしたらすでにアップされていれば自分の思いが通じたことに歓喜する気持ちを「念レスだ」と表します。

また、アップローダーを経由してアニメの登場人物の可愛い画像が欲しいと思ったとき、すでに誰かが掲示板に投稿していれば「念レスが通じた」と伝えられます。

類義語には「結婚」があり、今まさにこの話題を書きたいと思えばすでに別の人がそれを掲示板に書き込んでいれば「結婚」と言い、気持ちが通じ合っている状態がまるで結ばれる運命だと感じる人が使っている言葉です。

「念レス」を使った例文(使用例)

・『お、すでに俺が書きたい話題を書いた人がいるぞ。念レス成功』
・『私の念が通じたのか、掲示板にBTSの画像が投稿されている』
・『アニメキャラが笑う顔の画像が欲しいと掲示板を見ていたら思い通りのものが投稿された。これって念レスだわ』
書きたい話題を取り上げているレスを見かけたとき、「念レス」が成功したと思う人は多いものです。

掲示板ではBTSの話題を取り上げているレスが多く見られますが、アイドルの画像が自分の理想としていたものと似ているのであれば思いが通じたと嬉しくなります。

すでに自分が欲しいものが投稿されているだけでも嬉しくなるのに、掲示場を見ているときまさに目の前に画像がアップされた時の感動は言い表せないでしょう。

まとめ

自分が求めていたものがすでに掲示板に投稿していれば心から嬉しいものですが、まるで投稿者と気持ちが通じたようで楽しいと感じさせます。

そんな投稿者に感謝して、お礼を伝えつつ掲示板を楽しむのもよし、他の人が念じたものを投稿してあげればまた「念レス」される側になれるでしょう。