この記事では、「悶々とする」の意味を分かりやすく説明していきます。
「悶々とする」とは?意味
悩み苦しんでいることです。
「悶々」は「もんもん」と読み、悩み苦しむという意味があります。
「悶」は、もだえる、思い悩む、もだえ苦しむという意味を持つ漢字です。
「する」には数多くの意味があります。
おのずと感じられる、ある状態になる、動作や行為を行う、身につける、役目をつとめるなどの意味です。
「悶々とする」が意味する「する」は、ある状態になるです。
「悶々」という状態になることを意味しています。
「悶々とする」の概要
生きていると悩み苦しむことはたくさんあります。
そんなとき「悶々とする」ことがあるでしょう。
野球の4番バッターのことで考えてみます。
4番目は点を得られるチャンスが多く、優れたバッターが4番に選ばれることが一般的です。
4番バッターはバッティングの成績がよいのです。
しかし、ある4番バッターは思うようなバッティングを見せることができず、点を得られない状態が続いていました。
このままだと4番から外されてしまう可能性があり、また期待に応えることができず、本人にしてみれば思い悩むことでしょう。
このようなときに「悶々とする」ことがあります。
仕事が思うように進まないときも、このような状態になることがあります。
作曲家は音楽を作ることが仕事です。
しかし、いつもいつも、スラスラと音楽ができるわけではありません。
ときには何日も何も出てこず、考え続けることがあるでしょう。
そんなとき「悶々と」していることが珍しくありません。
どういった状況で思い悩むのか、人によって違います。
作曲家なのに音楽を作ることができず思い悩む人もいれば、「こんなときもある」「そのうちいいものが出てくるだろう」とたいして気にしない人もいるでしょう。
ある人にとっては悩むようなことではなくても、別のある人にとっては悩むことである場合があります。
本人が思い悩むのであれば「悶々」ということができます。
「悶々とする」の言葉の使い方や使われ方
人それぞれ思い悩むことが違うので、さまざまな事柄に使われています。
よく使われるのは、悩みを話せず、一人で考え続けてしまうときです。
「一人で悶々とする」などと表現をします。
「悶々とする」の類語や言いかえ
「悩む」が似た意味を持つ言葉です。
決めることができない、解決方法が見つからないなどして、心を痛めることをいいます。
解決方法が見つからないとき、あれこれと考えてしまいます。
たくさん考えると心が疲れたり、痛んだりすることでしょう。
そういったときの様子です。
「人生に悩む」「学校生活に悩む」などの使い方をします。
まとめ
生きているといろいろな出来事があり、それらに対処していかなければなりません。
ときにはどうしたいいのかわからず思い悩むことがあるでしょう。
そんなときに「悶々とする」ことがあります。