「意に介さない」とは?意味や使い方、例文など分かりやすく解釈

「意に介さない」とは?意味と使い方

この記事では、「意に介さない」の意味を分かりやすく説明していきます。

「意に介さない」とは?意味

その人にとって嫌なこと、嫌な言葉などを気にしない、相手にしないという意味になっており、先日のデットボールも意に介さない動き、さっき怒られたことを意に介さないで元気よく餌を食べる犬などの使い方ができる言葉です。

方向性としては泰然としている、図太いなどに近いものですが、性格そのものを指す言葉というよりは、直前にあった出来事に対して意に介さないというように、一回一回のリアクションとして使うケースが多くなります。

全く意に介さないという強調も可能です。


「意に介さない」の概要

意に介さないは意にも介さないとも表記できます。

文章によっては意に介さずとなるケースもあります。

性質的に競技の記事で多く使われる言葉でもあり、スポーツ、対戦競技などで「先日の負けを意に介さない活躍」などメンタルの切り替えが上手く言っているというように使うことがあります。

基本的に先に何かあったことからその後の状態を表す言葉で、重大な出来事ではないケースであっても試合に負けてしまう、注意されてしまうなどのことがあってからのその後というところで意に介さないかどうかということになります。

記事として使われる言葉の多くはポジティブな状況ですが、「警察の注意に対して意に介さないで暴走行為を続ける」など、人の話を聞かない、注意したことが届かないという悪い意味合いで使うこともあり得る言葉です。

悪い意味で使われる場合は前にあった出来事の多くが人が関わり、その行為を注意する、その行為が原因で損害が出るなどになります。


「意に介さない」の言葉の使い方や使われ方

「ヤジが飛び交っているが意に介さないで演説を続けている」「嫌いだと言っていた魚がさらに載っているが意に介さないで食べている」「親方に注意されたが意に介さないで遊んでいるようだ」「校則違反など意に介さない髪型と言える」などの使い方が上げられますが、結果はどうあれひとつはネガティブな状況がはいるというケースが多くなっていると言えます。

「意に介さない」の類語や言いかえ

類語として、「気にしていない」「気にする様子がない」「問題にしていない」「なんとも思っていない」「深く考えていない」「痛くもかゆくもない」などが言い換えとしてあげられますが、言葉としての収まりの良さ、格好の良さが意に介さないという言葉にはあり、スポーツ記事などではなかなか言い換えをするのは難しい言葉とも言えます。

「図太い」は意に介さないことを連続的にする人のため類語とは言えますが直接的に言い換えは難しいでしょう。

まとめ

意に介さないという言葉は気にしないという意味合いの言葉で、ネガティブな現象からの反応という意味合いになっており、一定の時間がかかっている言葉でもあります。

期間の広い例として野球などであれば昨シーズンの出来事を今シーズンで意に介さないというようなことも可能です。

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