この記事では、「愛情」と「恋愛感情」の違いを分かりやすく説明していきます。
「愛情」とは?
「愛情」とは、人や物、動物など、対象となるものを大切に思う、温かい気持ちのことを言います。
また愛を与えたいという気持ちのことでもあります。
「愛情」には異性を恋しく思う心という意味も含まれていますが、異性限定ではなく広く深い「愛」全般を言い表すことができる言葉なのです。
「彼女は愛情深い人だ」「猫に愛情をそそいでいる」「愛情を持って接すれば、この子も心を開いてくれるはずだ」などと、使います。
「恋愛感情」とは?
「恋愛感情」とは、異性に対して、恋心がある、という気持ちを意味しています。
つまり異性と一緒にいて友達としか思っていないのであれば「恋愛感情はない」と言います。
一方で相手のことばかり考えてしまう、気になるといった時は自分では気づいていないかもしれませんが、その相手に対して「恋愛感情が芽生えている」ということになります。
「彼女のことは可愛い人だと思うが、特別な恋愛感情があるわけではない」「恋愛感情だとは思うが、僕は既婚者なので何もできない」「恋愛感情があると、相手の人間性や仕事ぶりが、冷静に判断できなくなる」などと、使います。
「愛情」と「恋愛感情」の違い!
「愛情」と「恋愛感情」の違いを、分かりやすく解説します。
どちらも「相手のことを好ましく思う」という意味では同じですが、「愛情」は相手が異性だけでなく、また人間にとどまらず「動物」「物」といったものも対象となります。
心から大切に思う、温かい気持ちで、見返りがなくても与えたいという心を意味しています。
一方の「恋愛感情」は相手を恋しいと思う気持ちのことで、簡単に言うならば相手を自分が独占したい、性的な対象となるという気持ちです。
動物、物と「恋愛」はしませんので「恋愛感情」という言葉は人に対して使うと覚えておきますといいでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「愛情」と「恋愛感情」、二つの言葉の意味と違いを説明しました。
「愛情は人、物、動物と対象が広く、心から大切に思う気持ち」「恋愛感情は恋慕う気持ち」と覚えておき、使い分けるようにしましょう。