「才知を究める」とは?意味や使い方、例文など分かりやすく解釈

「才知を究める」とは?意味と使い方

この記事では、「才知を究める」の意味を分かりやすく説明していきます。

知らない言葉を、ひとつずつ理解していきましょう。

「才知を究める」とは?意味

「才知を究める」とは、才能に溢れていること。

豊かな知識があって、多くの人を驚かせることです。

頭の回転がはやい人、利発な人につかっています。

そもそも「才知を究める」という言葉には「才知」「究める」という2つのフレーズが入っています。

「才知」とは、才能と知恵のこと。

物事を正しく見て、何をすべきかよく心得ていることです。

また「究める」には、高い山に登っていくという訳があります。

そのため自分の内側を磨こうと懸命に努力している様子、自分の限界にチャレンジしている状態に対して「才知を究める」は使われています。

現状をよくわきまえて、いつもベストな行動ができる人。

数手先を読める人のことを「才知を究める」といっています。


「才知を究める」の概要

「才知を究める」「才」は色々な、シーンで使われる言葉です。

もともと「才」という漢字には「その人が持っている知識・能力」という意味があります。

「才能」ときくと、生まれつきその人が持っているパワー、先天的なものを連想します。

けれども本来の「才能」には、訓練によって鍛えられた力という訳もあります。

つまり切磋琢磨しながら、日々磨いていくもの。

何度も訓練や練習をつみながら、うまくなっていく力が本当の意味での才能です。

「才知を究める」には、スキルアップをはかる、技術を向上させていくという前向きな意味が込められています。

与えられた能力をどう自分の手で磨いていくのか、人生の生き方を教えてくれる言葉が「才知を究める」です。


「才知を究める」の言葉の使い方や使われ方

「才知を究める」はこのように使います。

・『夜は夜間学校に通いながら、人知れず才知を究めていった』
・『亡くなった祖母は、人徳と才知を究めていた人だった』
・『今年こそ才知を究めたいと、書き初めをおこなった』
「才知を究める」は水面下でコツコツと努力を重ねている人、または人徳のある人を褒めるシーンで使います。

また新年の抱負を伝える場でも、利用できます。

「才知を究める」の類語や言いかえ

「才知を究める」はこのような言葉に置きかえできます。

・才華爛発
・才色兼備
才華爛発(さいからんぱつ)とは内側から輝かしいオーラがあふれるように、才能に富んでいることです。

才華爛発(さいしょくけんび)は知識と美しさ、両方を兼ね備えている無敵の女性につかいます。

どちらも豊かな才知をあらわす言葉です。

まとめ

「才知を究める」の意味と使い方をおさらいしました。

「才知を究める」とは、豊かな才能に恵まれていること。

または自分の能力を磨くために、懸命に努力をしている様子をあらわしています。

自分の足りない所を補いながら、良い所を伸ばしていくのが「才知を究める」ひとつの方法です。

色々な経験を積みながら、人間力も磨いていきたいものです。

意味と使い方
意味解説辞典